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スポーツカーからの乗り換えにトヨタの新型「プリウスPHEV」をおすすめしたい理由

2023.05.06

システム出力は先代の122psに対してなんと倍近い223ps

プロトタイプを試乗した時点では明かされていなかった2Lエンジンに大容量バッテリー、モーターを組み合わせたPHEVのスペックは、エンジン151ps(HEVは152ps)、19.2kg-m。モーター163ps、21.2kg-m(HEVは113ps、21.0kg-m)となり、システム出力は先代の122psに対してなんと倍近い223psを発生!! 車重は大容量バッテリー搭載によってHEV FF Zグレードの1420kgに対して1570kgと、150kgも重くなっているとはいえ、0-100km/h加速6.7秒という数値が示すように、かなりの高性能、動力性能が期待できるというものだ。

WLTCモード燃費は標準の19インチタイヤ装着車の場合、ハイブリッドモードで26.0km/L、プロトタイプの取材時点で「90kmが目標」とされていたEV走行可能距離は87km。が、注文時にタイヤを17インチへとダウンサイズすることも可能で、その場合、WLTCモード燃費はハイブリッドモードで30.1km/L、EV走行可能距離105kmへと大きく向上する。EV走行可能上限速度は先代同様、日本の高速道路の120km/h時代にも対応する135km/hとなっている。

ところで、新型プリウスPHEVの車両本体価格は460万円(FF、Zグレードのみ)。一方、HEV(ハイブリット)の同FF、Zグレードはすでに紹介したように370万円。その差額は90万円だが、国からの補助金上限55万円が適用されたとすれば、差額は35万円に縮まり、自治体の補助金が加われば、その差はさらに小さくなる。東京都の例では補助金は上限45万円で、合計最大100万円。両方の補助金が適用されればHEVモデルより10万円安く手に入れることも可能なのである。

そんな新型プリウスPHEVは、その高性能、HEVモデルを凌ぐカッコ良さから、スポーツカー、スポーティカーからの乗り換えにもうってつけな、”充電できるだけじゃない”ハイパフォーマンスなプリウスということになる。もっとも、駆動バッテリーがカラになってしまえば、”150kg重いプリウス”になってしまうため、充電環境の整ったユーザー向けとも言えるのだが・・・。

今回はここまで。次回、改めて新型プリウスPHEVの公道試乗記をお届けしたい。

トヨタ・プリウス

文/青山尚暉
写真/青山尚暉・トヨタ

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