キャッシュレス化が促進される中、近年さまざまな種類の決済サービスが提供されるようになった。また、コロナウイルスによるネットショッピングのニーズの高まりなどにより買い物の場所にも変化が見受けられる。
買い物における選択肢が増えた今、消費者はどんな決済をどんな理由で利用しているのか?
ネットプロテクションズはこのほど、全国20代~60代の男女3,000人を対象に「消費者の利用する決済に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
多くの人が3~4種類の決済手段を使い分けて利用している。
直近半年で利用した決済を聞いたところ(複数回答)、1位「現金」、2位「クレジットカード」、3位「QR/バーコード決済」4位「電子マネー」となった。
上位4つの利用者がいずれも過半数を超えていることから、3〜4種類の決済を使い分けしている人が多いことがうかがえる。
20代に着目すると「QR/バーコード決済」が73.5%となっており、クレジットカードの利用との差が20%未満に迫る勢いとなっており、身近な決済として利用が進んでいるとわかる。
決済の使い分け方は、「積極的にポイントがつく支払い方法を選ぶようにしている」が最多に
決済の使い分け方を調べたところ、「積極的にポイントがつく支払い方法を選ぶようにしている」を選んだ人が最も多く、次いで、「現金は、現金でしか支払えない場所でしか使用しない」となっており、「現金離れ」している人が多くいることがわかる。