五月病の不調を感じたことがあるのは3人に1人、不調を感じてもそのままにしている人が4割
EC事業の「成功」にこだわる最先端ECプラットフォームを展開するW2では、自社で働くエンジニアを対象に「五月病に関するアンケート調査」を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
グループ社員の7割がエンジニアであるW2では、エンジニアが存分に力を発揮できる働き方と心身の健康を考慮した「エンジニアファースト」な組織作りを目指しており、その一環として、心身の不調を起こしやすいこれからの季節に備えて今回の調査を実施したという。
主な質問と回答は以下のとおり。
あなたはこれまでに五月病の不調を感じたことがありますか?
これまでに五月病の不調を感じたことがある人は34.3%で、およそ3人に1人が五月病の経験があった。
五月病の不調を感じたことが「ある」と答えた方に質問です。その時はどのように対処しましたか?
五月病の不調を感じたことがある人のうち、41.7%が「なにもしない/そのまま治るのを待つ」と回答している。残り58.3%は適度な気分転換を行なうことで五月病に対処していた。
五月病の不調を感じたことが「ある」と答えた方に質問です。症状を教えてください。
これまでに五月病の不調を感じたことがある人は「気分が落ち込む」「疲れが取れない」「仕事の効率が落ちる」などと回答している。
「気分転換」をおこなうと回答した人は、具体的な対処方法を教えてください(休日などのプライベートシーンを想定して回答してください)。
五月病の経験がある人で「気分転換をおこなう」と回答した人は、具体的な対処方法として「おいしいものを食べる」「食事/睡眠/運動などの生活を見直す」と回答した。
アンケート概要
調査主体/W2株式会社
調査期間 /2023年4月17日(月)~4月21日(金)
調査対象者/W2株式会社エンジニア職
調査方法/ウェブでのアンケートを実施して回答を分析
有効回答数/105名
関連情報
https://www.w2solution.co.jp/
構成/清水眞希
五月病になりそうな人におすすめ!人気VTuber犯罪学教室のかなえ先生の新著「人生がクソゲーだと思ったら読む本」予約受付中
第1章 学校・受験の悩み
●学歴社会では才能よりも「親の資金力」が重要なの?
●スポーツ推薦なら頭の悪い人でも高学歴になれるってどうなの?
●いじめられたくないから、不登校。これで人生が詰みなんて理不尽だよ。
●校則に従わないと内申点が下がるのはなぜ? 勉強で評価してよ!
【コラム】初めて 人生がクソゲーだと感じた「不登校児になった小学校時代」の話
担当編集が読んだ感想:主に学生さんのお悩みを中心に解答したこの章。「前向きに考えたほうがいいよ」と寄り添うシーンもあれば「それはアナタ自身のバグです」とばっさり切り捨てる場面も。「それ、アナタの感想ですよね?」と答える様子は、ひ○ゆき氏を彷彿させた。
第2章 仕事・会社の悩み
●なぜ採用には「学歴フィルター」がある? もっと学生の内面を見てほしい!
●誠実な人ほど損をしがちな嘘つきだらけの就活が許せない!
●頑張ることが当たり前……。自分の成長よりも社会の進歩が早すぎて息苦しい。
●パワハラ・セクハラするクソ上司エンカウント時の対応求ム!
●働けない人は生きる価値がないのか? 病んでる自分が嫌になる。
【コラム】 国家公務員からニートへ……クソゲーセカンドステージが始まった話
担当編集が読んだ感想:相談者さんの悩みに対し、具体的な対処法が多く出てくるパートです。特に就活を控えているor就活中の大学生は必読な内容が盛りだくさん……ですが、あまりにズバッと切り込んでくるので、読んでも凹まないでくださいね。
第3章 SNS・ネットの悩み
●なんでみんなデマや陰謀論に巻き込まれるのか?
●フォロワーが多い方が偉いみたいな風潮がツラい。
●成功者が可視化されていき、自分の立ち位置を突きつけられる。
●晒しや暴露が英雄視されちゃう最近の風潮、ヤバくない?
【コラム】ネット活動者になってクソゲーを楽しめるようになった話
担当編集が読んだ感想:スマホの普及によりインターネットを通じて世界中のことを一瞬で知ることができるようになりました。でも、便利になったはずなのに息苦しさを感じませんか? このパートでは現代人、主に社会人が抱えることの多い悩みに答えています。なお、この中のひとつは担当編集の個人的な悩みです。
第4章 友人・恋人の悩み
●私にだけ友人ができないのはバグ? どうしたらできる?
●外見が良いだけで性格が悪い人が評価されるのが許せない。
●俺がモテないのはバグ? 足りないのはどんなスキル?
●人間関係に疲れやすいのは私だけ? ただのスキル不足?
【コラム】他人に期待しないから傷つかないし、負けることも悔しくないという話
担当編集が読んだ感想:笑って読み飛ばせる内容が多いこのパート。「俺が持てないのはバグ?」の項目にて、怒涛の質問に気圧されるかなえ先生の様子は、普段の配信では見られない姿かもしれません(笑)。
第5章 生まれの悩み
●「親ガチャ」に成功していれば大学に行けて、もっと幸せだったんじゃないか?
●結婚しないと親からネチネチ小言をいわれて腹が立つ
●性的少数者であることを親が受け入れてくれない。
●発達障害を持たせて産んだ親を今でも恨んでいる。