アステリアは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できる「ASTERIA Warp」(以下Warp)と、OpenAI社が開発した生成AI「ChatGPT」を連携する専用アダプター「生成AIアダプター for ChatGPT」を開発。エクスペリメンタルビルド(実験版)の提供を開始した。
「生成AIアダプター for ChatGPT」 提供開始の背景
ChatGPTは、公開からわずか2か月月でユーザー数が1億人を超え、全世界から注目を集めている。また、APIでChatGPTと連携したアプリケーションも多数誕生しており、ビジネスや生活シーンのなかで手軽にAIの機能を活用できる時代に向けたイノベーションが巻き起こっている。
アステリアでは、以前よりエンタープライズ領域におけるAI活用の有効性を重視しており、2019年にはAI専業子会社のAsteria ART社を設立するなど、AIの活用研究に注力していたことから、ChatGPTの公開当初から自社製品(ソフトウェア)が連携する機能の開発に着手。第1弾としてWarp専用アダプター「生成AIアダプター for ChatGPT 」を開発したという。
このアダプターにより、様々な社内システムとChatGPTとの連携や、クラウドサービスとChatGPTの連携がノーコードで実装可能となる。
これから同社グループでは、「ChatGPTをはじめとする生成AIの応用研究や自社製品との連携機能を強化し、ユーザー企業における最新テクノロジーを取り込んだ革新的なシステム構築に貢献してまいります」とコメントしている。
社内システムとChatGPTをノーコードで連携
「生成AIアダプター for ChatGPT 」の概要
名称/生成AIアダプター for ChatGPT(エクスペリメンタルビルド)
特徴/
・社内システムなどから入力したデータをAPIを介してChatGPTに連携
・ChatGPTによる回答内容もAPIを通じて社内システム上で閲覧可能
関連情報
https://www.asteria.com/jp/warp/blog/20230501/129882.html
構成/清水眞希