使いやすいのはどっち？航空券比較サイト「グーグルフライト」と「スカイスキャナー」の使い勝手をチェック

オリコンが今年3月に発表した「航空券比較サイト」の顧客満足度調査で特に高評価を得ていたグーグルフライトとスカイスキャナー。それぞれの特徴とともに使い方のポイントをライター・中山智さんが解説する。

旅人ITライター  中山 智さん
今までに60か国／100都市以上の滞在経験があり、スマホやPCをはじめとするIT系を中心に、世界各国を旅しながら取材している。

スカイスキャナー

「東京⇔ペナン島」（8月1日～8月5日）を「最安プラン」で検索すると往復4万2999円のお得な航空券を見やすくピックアップ。取り扱いの予約サイトを選択する際は、各社の評価をチェックできるので安心だ。ただしグーグルフライトとは異なり、搭乗する機材の座席情報などは比較しにくい。

8月1日～8月5日の東京〜ペナン島間を検索した場合
［検索ヒット数］684件　［1画面の表示件数］9件　［最安値提示額］4万2999円

検索の際にはフィルター機能で条件を絞ってから検討するほうが効率的。「経由地」のフィルターに「直行便」「乗継1回」「乗り継ぎ2回以上」という3項目があり、現実的なことを考えると「乗り継ぎ2回以上」のチェックは外そう。また、長い乗り継ぎ時間を回避したい場合は「移動時間」のフィルターを調整するのもポイント。東南アジア路線なら直行便で7時間前後なので、乗り継ぎ1回でも15時間程度が現実的だ。なお、評価の低い旅行会社は遅延や欠航といったトラブル時の対応が悪いというケースも。旅慣れていない人は航空会社の直販または評価の高い旅行会社の航空券から選ぼう。