3万円台で海外へ！夏休みに激安で行ける超穴場の旅行先5選

お値頃な東南アジア方面から、燃油サーチャージ料の高騰などによって往復20万円以上の覚悟が必要な欧州方面まで、様々なエアラインの中から破格の夏休みプランを厳選！　現地などで利用したい様々なお得情報を含めて、海外旅行の計画を立てる際にはぜひ参考にしてほしい。

※価格と航空券は2023年3月31日時点のもの。価格変動や売り切れなどの可能性があります。

往復約3万6927円！　エアアジアXで行くマレーシア・ペナン島

往復約3万6927円！（同時期のJAL＆マレーシア航空往復便：13万7196円）
※燃油サーチャージ料約1800円

東南アジアへのフライトは所要時間が長く、短期旅行では移動だけで1日つぶれてしまうことが多い。こうした中、エアアジアXの羽田発は深夜に出て翌朝クアラルンプールに到着する時間帯の良さが魅力。一時期は大幅な遅延が多かったものの、最近は安定しているようだ。おすすめのホテルは、シンガポールのラッフルズホテルを手がけたサーキーズ兄弟が建てたイースタン＆オリエンタルホテル。バルコニーはマラッカ海峡に面してリゾート気分に浸れる。なお、ペナン島でお酒を購入する時にはジョージタウンの商店『ANTARABANGSA ENTERPRISE』がおすすめ。タイやマレーシアなどのビールを豊富な取り揃えており、1缶当たりの値段は相場の約20～30%引きで購入できる。

〈現地滞在中の過ごし方提案〉
晴れた日は美しいビーチでのんびり！雨が降っても世界遺産の街並みを観光

バトゥフェリンギビーチなどの美しい海を満喫した後は、世界遺産のジョージタウンへ！　半日ツアーを申し込むと、ビルマ寺院やクーコンシーなどの人気名所を効率よく回れる。

往復約10万650円！　ベトジェットエアで行くインドの旅

往復約10万650円！（同時期のJAL＆Vistara往復便：16万1664円）
※燃油サーチャージ料0円

コロナ禍を経て、多くの国際線はコロナ前よりも高くなってしまった。そうした中、コロナ前よりもむしろ安くなっているのが日本発インド往復だ。特に安いのがベトジェットエア。成田〜ハノイ間はA330とA320があるが、提供座席数がはるかに多いA330を選択したい。前方のホットシートのエリア（25万ベトナムドン＝約1400円）は比較的空いており、1人で3席分を占有できる可能性も。空の旅を快適に過ごせる。現地でのホテル予約は「klook」を利用するのがおすすめ。例えば空港にほど近い「レモン ツリー ホテル」に約13%オフの1泊約9500円～宿泊できる。

〈現地滞在中の過ごし方提案〉
エキゾチックなインドの寺院巡りを楽しむ

アフマダーバードには様々な宗教や文化の影響を受けた美しい寺院や建築物が点在。特に約6000tの砂岩で造られたというアクシャーダム寺院は壮麗！

往復約4万9887円！　バンブー・エアウェイズで行くべトナム　

往復約4万9887円！（同時期のANA往復便：10万7784円）
※燃油サーチャージ料1万500円

バンブー・エアウェイズは2019年にハノイを拠点に設立されたフルサービスキャリア。機材サービスについては〝5つ星クラスのおもてなし〟を目指しており、日本発の便ではANAの機内食が振る舞われる。ベトナムは円安の影響が小さいことから、贅沢なグルメやホテルを割安で満喫できるのが魅力だ。四つ星ホテルでも、部屋代（＝2〜3名でも同じ料金）約1万5000円で泊まれる。また、世界遺産チャンアンと古都ホアルーをクルージングは、オプショナルツアーサイト「veltra」で予約するのがお得。約10%引きの約1万8000円～（昼食込み）で美しい景色を楽しめる。

〈現地滞在中の過ごし方提案〉
円安の影響が低いのでリッチなホテルやグルメを満喫！

空港から40分ほどクルマで移動するとハノイの中心街に。散策しながら買い物を楽しむ合間には、フォー、ブンチャー、パインセオといった現地グルメを味わうのもおすすめだ。

往復約10万5060円！　ユナイテッド航空で行くグアム

往復約10万5060円！（同時期のJAL往復便：11万9260円）
※燃油サーチャージ料1万1000円

ユナイテッド航空では家族が隣同士で座れる新サービスをスタートしたばかり。12歳未満の子供が同伴する際、購入した航空券の種類にかかわらず、本来は有料のところ、大人の隣に無料で指定できるようになった。ファミリーでグアムに行く際にはぜひ活用したい。なお、グアムに行く前に取得しておきたいのが、JCBカード。市街地にある「JCBプラザ ラウンジ・グアム」を利用できるほか、現地に行くと会員限定でもらえるクーポンにより、JCBの提携飲食店では最大15%引きに。スパではスペシャルなメニューを提供されたり、ショップではギフトがもらえたりといったJCB加盟店の優待特典も。

〈現地滞在中の過ごし方提案〉
丸々2日間を使って美しいビーチをとことん満喫する

今回提案するプランでは丸々4日間滞在できるスケジュール。透明度の高さで定評のあるグアムのビーチで、海遊びからウオーターアクティビティーまでをたっぷりと堪能しよう。

往復約13万2481円！　ZIPAIRで行くアメリカ・サンノゼ

往復約13万2481円！（同時期のJAL［日本発着］往復便：25万8100円）
※燃油サーチャージ料0円

東京からアメリカまで、8月のお盆のピークでも往復11万円台とそれほど高騰していない穴場のエアライン。ZIPAIRは2023年6月までに成田～サンフランシスコ線の運航（週数便）を開始することを発表しており、この2つの空港を組み合わせることで、より利便性が向上することになる。サンフランシスコ線開業時にセール運賃が出る可能性が高いので、こちらも期待したい。ちなみに、サンノゼの滞在中にはスーパーマーケット「Safeway」の「Safeway Club」に入会し、メンバーシップカードを現地で作るのがおすすめ。「Club Price」という約30～40％引きの価格で、お土産や食事の買い物ができる。

〈現地滞在中の過ごし方提案〉
現地の鉄道を使ってサンフランシスコ観光も楽しもう

サンノゼ国際空港から60番のバスでMilpitas Transit Centerまで行き、Milpitas駅から近郊鉄道のBARTを利用すればサンフランシスコ観光も楽しめる。交通費は6.5＄ほど。

取材・文／橋賀秀紀、村田尚之、編集部

※価格と航空券は2023年3月31日時点のもの。価格変動や売り切れなどの可能性があります。

構成／こじへい