新型コロナの5類移行に伴い、利用者が増えそうな空港ラウンジ。今年3月にはJALの「サクララウンジ」が新設されたが、羽田空港国際線第3ターミナルではほかにどんなラウンジが利用できるのか? 調べてみた。
有料利用も可能になったラウンジなら出発までゆったり贅沢に過ごせる!
国際線を利用する際にはできるだけ余裕をもって空港に到着したいもの。その際、搭乗までの時間の過ごし方として選択肢に入れたいのが「空港ラウンジ」の利用だ。ラウンジというと基本的には特定クラス以上の搭乗者など利用制限があるが、実は料金を支払うことで利用できる有料ラウンジも増えている。例えば、JAL/ANAでは、自社便搭乗者に限り、条件付きで有料利用が可能。ほかにも、提携のクレジットカード利用者なら無料で利用できるカードラウンジも。雰囲気もサービスもワンランク上の空間の中、喧噪から離れてゆったりと過ごせる快適性は、一度味わうとクセになるはずだ。
【JAL】サクララウンジ
3月末にオープンした国内最大の空港ラウンジ
サテライトラウンジ4階に新設されたラウンジは、同5階にある既存の「サクララウンジ スカイビュー」と合わせて782席を擁し、面積ともに国内最大規模に。滑走路側に設けられた大窓からの眺望と開放感あふれる空間、こだわりの演出が旅立ち前のひと時を特別なものにしてくれる。
旅立つ旅客機が間近に迫るパノラマビュー!
和の素材をスタイリッシュに表現した「モダンジャパニーズ」と、空間ごとに変化ある演出を施す「room to room」がコンセプト。
石壁のアプローチや桜や和紙をモチーフにしたアート、シックなインテリアでまとめられたドリンクコーナーも印象的だ。
一部料理はビュッフェ形式から、スタッフが取り分ける形に変更し、フードロスを削減。モバイルオーダーも導入。
【ANA】ANA LOUNGE
シャワールームもあり、リフレッシュに最適!
用途ごとにエリアが分けられており、仕事用や食事用など使い分けできるのがうれしい。ビュッフェカウンターでは、温かい料理が提供され、ANAオリジナルチキンカレーや麺類は、二次元バーコードでのモバイルオーダーで注文する。お酒も充実。
多彩な座席で思い思いの時間を
広々とした開放的なラウンジ空間には、ドリンクコーナーも複数用意される。
【共有ラウンジ】SKY LOUNGE
エコノミー利用者でも気軽に利用可能
「SKY LOUNGE」は提携クレジットカードのゴールドカード以上所持者が無料対象。それ以外でも、1050円で利用することができ、ソフトドリンク、無線LANなどのサービスが受けられる。おにぎり(500円)などの軽食もあり。
座席には電源も確保
ゆったりとしたソファー席とカウンター席には電源が用意され、PC作業も可能だ。
※1 申し込み方法により、利用料金と支払い方法が異なります。※2 ラウンジの営業時間は変更になる場合があります。
◆このほか、条件をクリアして利用できる〝要ステータス〟ラウンジも
取材・文/高山 惠
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