イマドキの10代はいくらくらいのお小遣いを毎月貰っているのだろうか。また、そのお小遣いをどんなことに浸かっているのだろうか?
ヤフーが提供するフリマアプリ「PayPayフリマ」はこのほど、今年2月に出品時の年齢制限を撤廃したことに伴い、10代男女214人を対象にしたお小遣い事情や消費動向、フリマサービスの利用状況に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
「デジタルネイティブ」な10代、55.7%がフリマサービスで商品の購入経験あり
10代の1カ月の平均収入(お小遣いやアルバイト代を含む)は、「7,000円未満」が60.5%、「7,000円以上」が39.5%とわかった。一方で、10代が1カ月に使いたい理想の金額は、「7,000円以上」が62.8%となり、半数以上の10代が現状より多くの収入を望んでいることがわかった。
また、収入が増えた場合のお金の使い道についての設問では、4位に貯金がランクインしており、限られた収入の中で貯金をしておきたいという安定志向も見られた。「PayPayフリマ」でも10代に人気な「ファッションアイテム」や「タレントグッズ」なども上位に入っていた。
フリマサービスを使ったことがあるかについて、「まだ使ったことがない」(32%)と回答した人が最も多く、以下、「買ったことがある」(31%)「売ったことも買ったこともある」(25%)と続いた。半数以上(56%)がフリマサービスで購入経験があることがわかった。
10代男女の出品カテゴリランキング!男女による違いとは?
10代の出品データを見ると、男女による出品カテゴリの違いがあり、男性はアニメやガジェット系の出品が多く、女性はアイドル関連やファッション関連の出品が多いことがわかった。
10代がフリマサービスで売りたいもの1位は「趣味・タレントグッズ」!手元にあるアイテムでお小遣い稼
10代がフリマで売りたいものについては、1位「趣味・タレントグッズ」、2位「ゲーム、おもちゃ」、3位「服装・ファッション関連」、4位「日用品・文具・雑貨/雑誌・漫画」という結果になった。
3位にランクインした「服装・ファッション関連」で、実際に10代が「PayPayフリマ」で多く出品していて高値で購入されたものとしては、「レディースコート、アウター」「メンズスニーカー」「レディースショルダーバッグ」といったアイテムが挙げられる。
ファッションアイテムは、収入が増えた場合に欲しいものとしても1位にランクインしており、流行や好みの変化で新しいアイテムが欲しくなった場合は、まず手持ちのアイテムを出品すると高値で販売できる可能性がある。
売りたいもの4位にランクインした「雑誌・漫画」カテゴリは、「PayPayフリマ」で出品している人も多く、10代の出品件数はカテゴリ順で3位だ。
また、同じ書籍カテゴリの中でも、中学・高校・大学で使用する教科書や、受験や資格取得の際に使うテキストや教材など、10代の大多数が持っている本も多く出品されている。
需要も多いため、手軽にお小遣い稼ぎができるアイテムといえる。書き込みがあっても、「勉強法の参考になる」など好まれるケースもある。
同率4位の「日用品・文具・雑貨」では、「スマホケース、カバー」が「スマホ、タブレット、パソコン」カテゴリ内でも10代の出品件数が最も多く、スマートフォンを買い替える際などで必ず不要になるものなので、出品しやすいアイテムと考えられる。
出典元:ヤフー株式会社
構成/こじへい