新型コロナ感染拡大期と変わらず、感染対策を実施している都道府県は「鳥取県」
次にマスクを外すことによる感染リスクについて聞いたところ、7割以上(72.5%)が「高まると思う(とても思う+まあ思う)」と回答した。
新型コロナの新規感染者数が落ち着きつつあるものの、依然として多くの人が不安を感じているものと考えられる。
手指消毒や手洗い・うがいなどの感染対策の重要性については、約9割(87.4%)が「感じている(とても感じている+まあ感じている)」と回答した。
一方、2020年の新型コロナ感染拡大期と比べ、これらの感染対策を実施する頻度に変化はあるかを聞くと、約5人に1人(20.9%)が「少なくなった(やや少なくなった+少なくなった)」と回答。
理由として、「コロナ禍に慣れてしまい、危機感が薄れた」(53.2%、n=4,700)が最も多く、感染対策は多くの人の生活習慣として根付いてはいるものの、一部では“コロナ慣れ”から感染対策の意識が薄らいでいることが示唆される。
最後に、2020年の新型コロナ感染拡大期と比べた感染対策の実施頻度を都道府県別に見ると、全国で最も変わらず感染対策を実施しているのは「鳥取県」であった。
「鳥取県」は、感染対策の実施頻度について「変わらない」(75.0%)または「多くなった(やや多くなった+多くなった)」(13.0%)と回答した割合が約9割(88.0%)に上り、大多数の県民が今でも継続的に感染対策を行っているようだ。
調査概要
実施時期:2023年3月17日(金)~19日(日)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国男女4,700人(性・年代・都道府県別均等割付)
※図表の構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%にならない場合がある。
関連情報:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/
構成/Ara