DIME MAGAZINE
クラウド機能と共同イノベーションによる金融サービスの再発明
Finvero は、メキシコにおける金融サービスへのアクセスを民主化するため、クラウドと AI ソリューションを活用し、よりシンプルで親しみやすく迅速な体験をユーザーに提供しています。
オーストラリアに拠点を置く Thriday は、Microsoft for Startups プログラムの支援を活用し、AI と機械学習を活用した管理業務の簡素化と財務管理ソリューションの改善により、中小企業経営者の時間を解放しています。
AustralianSuper は、自社の Hack Day イベントにおいて、投資アドバイザーの研修のための手作業を 90% 削減するソリューションをマイクロソフトと共同でわずか 2 週間で開発しました。
インド最大の民間銀行 HDFC Bank は、情報管理とデータ分析の拡張のために、Microsoft Cloud を使用して自社のデータ環境を安全に近代化しました。
イスラエルでは、グローバルソリューションプロバイダーの Sapiens が、開発ライフサイクルとデリバリープロセスを Azure によって自動化することで、市場投入までの時間を半分に短縮し、少なくとも 40％ の業務コストを削減しました。
ブラジルでは、ClearSale が先進的 AI と人間の知恵を組み合わせて、E コマースの購入が詐欺師やハッカーによって行われていないことを確認しています。
そして、Cielo は、新規サプライヤーのアクセス時間を安全かつ容易に最適化し、採用に必要な時間を 60 日から 2 時間以内へと短縮しています。
Ecolab は、自社のデジタルプラットフォーム機能をMicrosoft Cloud for Sustainabilityと組み合わせている。
データと自動化が運輸・エネルギー業界全体のサステナビリティを促進
企業が水の消費量を減らし、温室効果ガス排出量の削減機会を特定できるよう、Ecolab はマイクロソフトとの提携を拡大し、自社のデジタルプラットフォーム機能と Microsoft Cloud for Sustainability を組み合わせました。
英国で 140万人以上の乗客にサービスを提供している公共交通機関の FirstGroup は、Azure Arc を使用してハイブリッドクラウドとマルチクラウドの環境の可視化と管理を一元化し、サステナビリティの目標をサポートすると共に、コラボレーションと問題解決を容易にしています。
ドイツでは、鉄道輸送のリーダーである Deutsche Bahn が、パートナーである proMX と共に、Dynamics 365 を使用してデータの整理・分析・可視化を行い、よりクリーンな交通インフラへの取り組みを強化しています。
ギリシャに拠点を置く Public Power Corporation は、データソースを Azure 上で統合することにより、二酸化炭素排出量を 99% 以上削減し、総所有コストを 30% 削減しました。
ノルウェーに拠点を置く Aker Solutions は、世界中の従業員の生産性を高めるため、グローバルデータセンターをクラウドに移行し、推定 40％ の CO2 排出量削減を実現しました。
ドイツのエネルギー企業 EnBW は、増大する顧客ニーズに応えるため、業務を自動化し、わずか 20 人の従業員で 1 万基の再生可能エネルギープラントを管理できるようにしました。
ZS Associates は Microsoft Azure と Microsoft 365 を採用し、コラボレーションの効率化と社員の生産性向上を目指している。
最先端のデータと生成 AI ソリューションでプロフェッショナルサービス企業を支援
Laerdal Medical は、2030 年までに毎年 100 万人の命を救えるようにするというミッションを達成するため、Azure Speech Services を研修プログラムに統合し、患者と医療従事者の間でより没入感のあるリアルなシミュレーションを実現しています。
Amdocs は、クラス最高のクラウド、AI、通信技術を組み合わせたカスタマーエンゲージメントプラットフォームにより、サービスプロバイダーがすべてのチャネルとアプリケーションでエンドユーザー体験を改善できるよう支援しています。
ZS Associates は、Azure と Microsoft 365 を使用したコラボレーションとデータツールへのアクセス改善により、新規プロジェクトの立ち上げを 75% 加速しています。
オーストラリアでは、KPMG が Teams 内から ChatGPT の独自バージョンにアクセスできるようにすることで、従業員が安全にテクノロジを活用し、イノベーションの推進、効率性の向上、人々の体験の改善を図れるようにしています。
EY は、給与計算の従業員ケアを近代化するために、複雑な質問に答えることができる生成 AI チャットボットを開発しました。
サプライチェーンソリューションを提供する Dematic は、営業担当者の能力を拡大し、より多くの顧客をサポートするために、顧客データと設計計算を Azure 上で実行することにより、ソリューション実現までの時間を 8 週間から 1 日へと短縮しました。
ハンガリーを拠点とするデジタルソリューションプロバイダー BPiON は、アプリケーションの展開と保守を約 10 倍高速化し、クラウドネイティブ企業として、わずか 1 日以内で新たな 2 カ国に事業基盤を拡大することに成功しました。
私は、不確実性を乗り切る唯一の方法は、イノベーションの継続と加速だと考えています。そして、マイクロソフト自身もその例外ではありません。
ここ数年、マイクロソフトはコグニティブサービス、機械学習、デジタルツインなどを使って、お客様に最適な AI ソリューションを提供してきました。
今後は、コンシューマー向けと法人向け製品の両方に生成 AI 機能を取り込み、お客様になじみのある Microsoft Cloud 上のすべてのサービスにコパイロット機能を提供する予定です。
さらに、パートナー企業、スタートアップ企業、デジタルネイティブ企業、そしてお客様と協力し、これらの企業が自社独自のソリューションで同じ機能を活用できるようにします。
マイクロソフトとのパートナーシップの下、お客様が生成 AI で何を成し遂げてくれるのか、今から楽しみです。お客様とマイクロソフトは共に、世界最先端の AI モデルを適用して、適切な責任の下に、安全に、そして、確実性をもって、Microsoft Cloud でしか実現できない形でビジネスの課題に応えることができるでしょう。
構成／清水眞希
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