日本語版のほかクメール語版のカンボジア王国・シェムリアップ市のカードが登場
国土交通省 水管理・国土保全局下水道部では、初参画の7自治体を含む26種類に、初の海外版となるカンボジア王国・シェムリアップ市を加えたマンホールカード第19弾の配布を開始した。
今回、初の海外版として登場したカンボジア王国・シェムリアップ市では、国土交通省とカンボジア王国公共事業運輸省とで締結した覚書に基づく下水道分野における技術協力が進められており、アンコール・ワットで知られる同市のマンホールカード発行につながったという。
ところで、このマンホールカードとはGKP(下水道広報プラットホーム))が企画・監修するマンホール蓋のコレクションカードで、マンホール蓋を管理する団体とGKPが共同で作成したカード型のパンフレット。なんと無料で入手できるのだ。
ただし無料とはいえ内容は充実。表面はマンホール蓋の写真に加え、設置されている座標軸、ピクトグラムが入っている。また裏面にはデザインの由来やモチーフ、下水道についての情報等が記載されており、第1弾から累計で全国656自治体・団体941種類のカードが発行され、総発行枚数は1030万枚に達するという。
第19弾にラインアップされたその他のカード(一部抜粋)
ちなみにGKPは、下水道の価値を伝えるとともに、これからの下水道をみんなで考えていく全国ネットワークの構築と情報交流・連携を目指して、平成24年度より活動を開始した組織だ。
なお、マンホールカードの配布場所はGKPのホームページにて告知されている。
関連情報
https://www.gk-p.jp
構成/清水眞希