SNSを中心に話題となっている「おっさんビジネス用語」の一つに、「いまいま」という言葉がある。「いまいま」は、ビジネスシーンで使われることも多いが、なかには具体的な意味や使い方についてピンとこない方もいるだろう。
そこで本記事では、「いまいま」の意味や例文、類義語や対義語、英語表現について解説する。誤った使い方をしないよう、この機会に正しい使い方を確認しておこう。
いまいまとは?
「いまいま」には、ごく近い過去や「たった今」という意味があるほか、今か今かと待ち焦がれる様子や、ある時期が目前に迫り、恐れる様子を表す場合もある。ビジネス用語としての「いまいま」は、「たった今」「まさに今」の意味合いで使用されることが多い。「いまいま」は、同じ言葉を重ねることで単に「今」と言うよりも直近であるというニュアンスや「本当に今だけ」という限定感を強調した表現だ。
また、「いまいま」のように、同じ言葉を重ねて意味を強調した言葉としては「すぐすぐ」「ほぼほぼ」なども挙げられる。「ほぼほぼ」は「いまいま」と同じくおっさんビジネス用語の一つとされており「完璧ではないが、おおむね」という意味合いで使われることも多い。
いまいまの使い方
ここからは、「いまいま」の例文と使用時の注意点を紹介する。適切な使用シーンを理解して、正しく使えるようにしておこう。
例文
「たった今」「今のところは」のそれぞれのニュアンスについて、例文を見ていこう。
・たった今
「主任のAなら、いまいま商談先の事務所を出たところです」
「今月分の請求書は、いまいま部長に送付したところです。取り急ぎ、ご確認お願いします」
・今のところは
「いまいまは、いつものスタッフで何とか現場は回っていますが、欠員の補充が可能なら急ぎでお願いしたい」
「一週間前から始まったプロジェクトは、いまいまのところは、予定通りの進捗で進んでいます」
使用時の注意点
相手の世代や使用シーンによっては、意味が伝わらなかったり、相手に不快な思いをさせたりする可能性もある。そのため、時と場合を見極めて使用する必要がある。また、「いまいま」は比較的フランクな言葉であることから、社外や目上の方への使用は避けた方が良いだろう。
類義語
「いまいま」の類語は、いくつか存在する。例えば、「つい今しがた」「現在のところ」「つい先ほど」などがある。ここでは、その一部を紹介する。それぞれのニュアンスの違いと例文を確認しておこう。
・つい今しがた
「つい今しがた、Bさんに進捗を報告したところです」
「つい今しがた、今月分の請求書を送付しました。ご確認よろしくお願いします」
・現在(今)のところ
「今のところ、本プロジェクトの進行は予定通りに進んでいます。その後、納期が過ぎそうな時は事前にご相談させていただきます」
「今朝、急な欠員があり、業務間際は、欠員補充の応援依頼にバタつきましたが、今のところ、問題なく営業を回せています。Cさんに対応いただいたお陰です」
・つい先ほど
「彼はつい先ほど、彼女の自宅を去ったところです」
「つい先ほど、取引先のお客様がお見えになりました」