3人に2人は今の自宅に満足
より詳しくリフォームのニーズについて知るために、今の家への満足度やリフォームをしたい箇所について聞いた。リフォームを検討したことがある人であっても、自宅に満足している人の割合は意外にも高く、全体の66.1%が満足していると回答した。
リフォームをしたい場所TOP3には、「キッチン」「浴室」「トイレ」が挙がり、下記のような並びとなった。なお、30代は「キッチン」の60%に続いて、59%が「リビング」という回答があり、若年層ほどキッチンやリビングを重視している傾向があることもわかった。
リフォームへの“興味”がアクションにつながらない理由
ここまでの調査で、リフォームへの興味や、リフォームへの期待は大きいものの、なかなかアクションにつながることは多くないことがわかった。
リフォームを検討する際に不安に感じることのTOP3として「見積もりの相場や価格がわからない」「工期がどれくらいかかるのか」「会計が不明瞭」などの知識に関係する点が多く挙げられているものの、リフォームの業者は敷居が高く、気軽に相談をしにくいと感じているのが現状だ。
一方で、リフォームに望むことについても聞いたところ、「自分が希望する費用感でリフォームできるか」「アフターサービスが充実しているか」「気軽に相談できるか」が重要視されていることがわかった。
費用面の透明性や相談をしやすい環境がリフォームの実施を後押ししているようだ。
<調査概要>
対象:全国の日常的(月に1回以上)ホームセンターに行く、
且つ直近1年以内にリフォームを検討したことがある30代~60代の男女
調査期間:2023/04/03~2023/04/05
調査方法:インターネット調査
サンプル数:400人
出典元:株式会社コメリ
構成/こじへい