長らく続く物価高騰の影響で、巷では節約や省エネへの意識が高まっている。節約・省エネを実現するにあたっては様々な方法が考えられるが、ではその中で。暮らすだけで節約できる家にする「リフォーム」を選択肢の一つと考えている人は、一体どれくらいいるのだろうか?
そこでコメリはこのほど、全国の日常的(月に1回以上)にホームセンターに行く、かつ直近1年以内にリフォームを検討したことがある30代~60代の男女400人を対象に「リフォームに関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
物価高騰により、節約志向が高まっている人が93%に
まず、近頃の生活の中で身近に起きている変化である「物価高騰」を受けての、節約志向の変化について聞いたところ、「節約志向が高まっている」と回答をした人は93.0%であり、大多数の人が節約意識を持っていることがわかった。
また、節約のために省エネ(電気のスイッチをこまめに消す、エアコンの使用方法を工夫する、照明をLEDに取り替え消費電力を減らす等)を意識している人も95.3%と多く、リフォームを1年以内に検討したことがある人のうち、90.3%は省エネ対策にもつながるリフォームをしたいと思っていることもわかった。
リフォームをしたいのに、できていない人が約65%も
節約志向も相まって、省エネリフォームが注目されている昨今。リフォームをしたいと思っている人に対して実際の状況を尋ねたところ、実施状況は意外な結果に。リフォームをしたいと思っているができていない人の割合は64.8%と半数を大きく超えた。
また、リフォームをしたいと思っているができていないと回答した人に、リフォームをするのに障壁となっている理由を調査したところ、TOP3として「金銭的に難しい」「業者選びが難しい」「リフォームの敷居が高い」が並んだ。