2021年10月から運用がスタートしているマイナ保険証。マイナンバーカードと健康保険証が一体となったこの新しい保険証について、申請している人、利用している人はどれくらいいるのだろうか?
WDCはこのほど、20歳~59歳の男女300人を対象に「マイナンバーカード」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
約77%が「マイナ保険証を利用していない」と回答
マイナンバーカードの申請状況を質問したところ、77%が申請済みと回答した。
Q1の回答結果を年代別に分析すると、申請率が一番高かったのが50代で85.33%、一番低かったのが20代の66.67%となった。年代によって約20%の開きがあることがわかった。
Q1で申請済みと回答した人を対象に、マイナンバーカードを申請した理由を質問したところ、「ポイントがもらえるから」が最も多く62.33%、次いで「身分証明書として利用できるから」が24.67%、「住民票などをコンビニで取得できるから」が16.33%となった。
Q1で申請済みと回答した人を対象に、マイナ保険証の申請状況について質問したところ、申請済みと回答した人は67.53%となった。
Q3でマイナ保険証申請済みと回答した人を年齢別で分析すると、マイナンバーカードの申請状況の年齢別結果と異なり、20代の申請率が最も高く72%、最も低かったのが40代の58.62%となった。
Q3でマイナ保険証申請済みと回答した人を対象に、申請方法のわかりやすさについて質問したところ、84.62%の人が「わかりやすかった」と回答した。
Q3でマイナ保険証申請済みと回答した人を対象に、実際に健康保険証として利用しているか質問したところ、「利用していない」が76.92%となり、申請はしたものの、実際の利用自体はまだ進んでいないことがわかった。
<調査概要>
対象者:全国・20歳~59歳・男女
サンプル数:300人
調査期間:2023/3/7
調査方法:Webアンケート
調査機関:クロス・マーケティング QiQUMOを利用した自社調査
出典元:リアほ(株式会社WDC)
構成/こじへい