オーディオテクニカは、マイク機能を最大限に活かせる分離型FMトランスミッター『AT-FMR5BT MIC』とオーディオレシーバー『AT-BTR5』の発売を開始した。価格はいずれもオープン価格。
左から『AT-FMR5BT MIC(ブラック、レッド)』、『AT-BTR5』
カーライフに合わせてFM波伝送とケーブル接続の2タイプから選べる
昨今、スマートフォンやタブレットなどのデバイスをクルマに持ち込んで音楽を再生する楽しみ方が一般化してきた。また、車内でスマートフォンを使用する際、ハンズフリーで通話ができることも重要な要素となっている。
そこで同社ではBluetooth非搭載のヘッドユニット(カーナビ/カーオーディオ)に対応するため、Bluetooth接続したスマホの音源をワイヤレス伝送ができるFMトランスミッター内蔵の『AT-FMR5BT MIC』と、3.5mmオーディオ出力端子からヘッドユニットに有線で接続するオーディオレシーバー『AT-BTR5』を発売した。
左が『AT-FMR5BT MIC』、右が『AT-BTR5』の接続例。『AT-FMR5BT MIC』の送信周波数は、76.0~90.0MHzの範囲で141chから選べる。また、周波数メモリーを搭載しているので、次に使う際は再設定する必要がない。『AT-BTR5』は本体とヘッドユニットをオーディオケーブルで接続してBluetoothレシーバーとして使用する。
今回の新製品は、両モデルともマイク搭載でハンズフリー通話が可能となっており、話した声が相手に伝わりやすいなど通話機能の高品質化を実現する「マルチサウンドホール」という新構造を導入している。
通話を高品質化するマルチサウンドホール構造。マイクの設置位置を「マルチサウンドホール」の位置に近づけ、音が本体内部に回り込まないように壁で囲むことで、話した声が相手に伝わりやすい仕組みとなっている。
また本体構造はアクセサリーソケットの位置に合わせて設置できるソケット分離型の採用により、さまざまな場所に取り付け可能だ。
どちらのモデルもメッキ調のボリュームノブやマットなボディで高級感あふれるデザインを採用。トランスミッター、レシーバーとも本体だけで曲の再生や一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節などの操作が行なえる。また、アンプボリュームを内蔵しているため、より高音質で音源を再生することも可能だ。
左から『AT-FMR5BT MIC』、『AT-BTR5』の各使用イメージ
さらに、USB機器の充電機能も備えており、最大合計出力3.4Aまで充電可能なUSBポートを2基(2.4A/1.0A)搭載。2.4AのUSBポートではスマートフォンやタブレットの急速充電が可能だ。
AT-FMR5BT MIC〜141chの送信周波数に対応する分離型FMトランスミッター
・カーナビ/カーオーディオにBluetooth機能を追加できる
・マルチサウンドホール構造の採用で、通話機能を高品質化
・最大合計出力3.4A(2.4A/1.0A)のUSBポートでスマートフォンやタブレットを急速充電(※1)
・スマートフォンやタブレットを充電しながらワイヤレス再生可能(※2)
・141chの送信周波数に対応、混線しない周波数を自由に選択
・さまざまな場所に取り付け可能な分離式
・アンプボリュームを本体に内蔵し、さまざまなコンテンツを高音質化
・Siri/Googleアシスタントに対応
※1 急速充電は2.4VのUSBポートのみ対応できます。
※2 充電のためのUSBケーブルは付属していません。
https://www.audio-technica.co.jp/product/AT-FMR5BT_MIC
AT-BTR5〜ヘッドユニットとケーブルで接続する分離型オーディオレシーバー
・カーナビ/カーオーディオにBluetooth機能を追加
・ヘッドユニットの外部入力にケーブル接続してスマートフォンやタブレットをワイヤレス操作(※1)
・マルチサウンドホール構造の採用で、通話機能を高品質化
・最大合計出力3.4A(2.4A/1.0A)のUSBポートでスマートフォンやタブレットを急速充電(※2)
・スマートフォンやタブレットを充電しながらワイヤレス再生可能(※3)
・さまざまな場所に取り付け可能な分離式
・アンプボリュームを本体に内蔵し、さまざまなコンテンツを高音質化
・Siri/Googleアシスタントに対応
※1 接続のためのオーディオケーブルは付属していません。
※2 急速充電は2.4VのUSBポートのみ対応できます。
※3 充電のためのUSBケーブルは付属していません。
https://www.audio-technica.co.jp/product/AT-BTR5
関連情報
https://www.audio-technica.co.jp/news/detail/202
構成/清水眞希