東京駅八重洲口に『東京ミッドタウン八重洲』がオープンした。地下直結でアクセスは抜群。おすすめの楽しみ方を5つ紹介しよう。
八重洲口が滞在を楽しむエリアへと変化する
六本木、日比谷に続く3軒目の東京ミッドタウンブランドとなる『東京ミッドタウン八重洲』が3月にオープンした。八重洲は東京駅の東側に位置するエリアで、国内・海外からの観光客はもちろん、徒歩圏の日本橋エリアを含めたオフィスワーカーも利用者として想定されている。そのため商業フロアには幅広い層に合わせたお店が揃っているが、統一しているのは日本を強く意識した「ジャパンブランド」にこだわっている点。このコンセプトに共鳴した全57店舗が集結した。年間の来館者数は1000万人を目標としている。
4月にはラグジュアリーブランド「ブルガリ」が提供する日本初のホテル『ブルガリ ホテル 東京』もオープン。地下には長距離路線のバスが発着する『バスターミナル東京八重洲』が昨年開業しており、ゴールデンウイークもにぎわい、注目を集めそうだ。
[住]東京都中央区八重洲2-2-1 高さ約240m、地下4階、地上45階。4月、40~45階に『ブルガリ ホテル 東京』が開業した。
ヤエパブではしご酒を楽しむ
2階に位置する共有スペース「ヤエスパブリック」(通称ヤエパブ)。個性あふれる店舗が出店しており、歩くだけでも楽しい。軽食や立ち飲みなど様々な楽しみ方ができ、電源席も多数用意されているので、PC作業ができるのもうれしい。夜ははしご酒で楽しみたい!
東京・白山の人気台湾料理店『オルソー』が出店。
『スタンドBUCHI』は女将の岩倉久恵さんが厳選した日本ワインやカップ酒が楽しめる立ち飲みバル。
常時120種類のクラフトビールを取り揃える『CATARATAS YAESU』。
目黒『リ・カーリカ』系列の新業態『ta.bacco』の看板メニュー「ピチ アリオーネ」(1100円)。
大阪で愛される立ち飲み屋『立喰酒場 金獅子』の大人気メニュー「ヤエパブのビフテキ」(1280円)。
スタンディング or 個室極上の日本酒で乾杯!
『酛(もと) TOKYO』
旬の料理と日本酒のペアリングが楽しめる、日本酒好きのための隠れ家的お店。スタンディングとカウンターのほか個室も2室用意されており、席の予約も可能。新幹線発着時刻に合わせて席を予約して楽しむのもいい。
日本料理店で腕を磨いた料理長による、旬の食材を駆使した料理が自慢。料理に合う日本酒を何も言わずとも提供してくれる。
[TEL]03・6910・3877 [営]15:00~23:00(割烹スペースは16:00~23:00)。LO22:00 [休]月曜
伝統工芸品はギフトにも重宝
『津軽びいどろ』
青森の伝統工芸であるハンドメイドガラス『津軽びいどろ』初のオフィシャルショップ。日本の四季や青森のねぶたなどをテーマにしたテーブルウエアやインテリアが鮮やかで美しい。お土産にもおすすめ。
日本の四季をテーマにした彩色で、すべて職人の手作り。盃や皿、花器などが並ぶ。
東京ミッドタウン八重洲のテーマカラーをモチーフにした「八重洲グリーン」と、ソメイヨシノをイメージした「八重洲の春」を限定発売中だ。グラス2200円〜。
[TEL]03・6225・2955 [営]11:00~21:00 [休]施設の休館日に準ずる
匠の技が結集。靴とコートをパーソナルオーダー
『三陽山長 粋(さんようやまちょう すい)』
日本発高級紳士靴ブランド「三陽山長」と、長く愛されるコートを展開する「サンヨーコート」の複合店舗。熟練した職人が日本人の足型・体型に合わせて作る逸品でファンも多い。靴・コートいずれもパーソナルオーダーを通年展開。
世代を超えて愛されるコート『100年コート』(メンズ11万4400円~)。
驚くほど柔らかな履き心地の紳士靴『匠』シリーズ(11万円)。
「八重洲から現代の日本発ラグジュアリーを提案していきます」(三陽山長・濱田甫さん)
[TEL]03・6271・8950 [営]11:00~21:00 [休]施設の休館日に準ずる
競技の壁を越えて結集!スポーツチームの新プロジェクトに注目
『TOKYO UNITE(トーキョー ユナイト)』
『TOKYO UNITE』は野球やサッカー、日本相撲協会といった東京都を本拠地とする14のスポーツチームと団体によって結成。こちらは初のライフスタイルショップで、タウンユースでも違和感のないスタイリッシュな公式グッズを購入できる。
全チームのロゴ入りの法被や提灯も。
[TEL]03・6225・2666 [営]11:00~21:00 [休]施設の休館日に準ずる
〝ロジウラ〟には会員制バーも!
完全会員制バー『221 TOKYO』は〝八重洲のロジウラ〟と呼ばれる死角エリアに出店。市場に流通していない幻の日本酒が楽しめる。
質が高いのに知名度が低いために流通していないお酒が楽しめる。入店できるのは会員本人と連れのみ。
専用ページから会員券を申し込むと利用可能に。月額料金は1000円、年間料金は9900円より。
ポストコロナ時代の「行きたくなるオフィス」とは?
地上45階のうち7階から38階はオフィスフロアで、ポストコロナ時代を見据えた「行きたくなるオフィス」を意識したつくりが特徴。入居企業専用のフィットネスジム、社内外のコミュニケーションを活性化させるラウンジ、法人向けシェアオフィスを用意した。
入居企業の従業員専用のフィットネス施設や無料ラウンジを備えている。
取材・文/高山 惠
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2023年3月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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