海外留学をすると、自然と外国語漬けとなり一気に語学力が上がる。しかし、日本に帰国すると魔法が解けてしまったように話せなくなってしまったという人も多いと思う。
そこでビジネス特化型オンライン英会話事業「Bizmates」を展開するビズメイツは、長期(半年以上)海外留学し、帰国して2年以上英語を使っていない会社員111名を対象に、留学経験者の帰国後の英語レベルに関する実態調査を実施した。
約8割が「帰国後に英語レベルが低下した」と回答、最も低下したと思うスキルは「リスニング」
「Q.あなたの、留学終了時の最も高かった時点の英語レベルを教えてください。」(n=111)と質問したところ、「限られた話題の中で自らの意見を述べることができる」が34.2%、「日常の身近な話題に関して簡単な受け答えができる」が32.4%という結果に。
「Q.留学から帰国後、英語レベルは低下したと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にそう思う」が26.1%、「ややそう思う」が53.2%と回答があった。
前問で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「Q.留学から帰国後、最もレベルが低下したと思うものを教えてください。」(n=88)と質問したところ、「リスニング」が35.2%、「スピーキング」が28.4%という回答となった。
前問で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q.前問で回答した以外に留学から帰国後、最もレベルが低下したと思うものがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=81)と質問したところ、「言葉のバリエーションが減った」や「コミュニケーション力」など55の回答を得られたので一部を抜粋して紹介しよう。
自由回答・一部抜粋
・48歳:コミュニケーション力。
・47歳:スピード。
・35歳:言葉のバリエーションが減った。
・46歳:発音、イントネーションが思い出せない。
・44歳:言葉、単語、言いまわしなど会話が出てこない事。
・49歳:マインド。なんか向こうで暮らしていたときと自分の人格が異なる。