DIME MAGAZINE
MMDLaboが運営するMMD研究所は、完全ワイヤレスイヤホンをメインで利用している人を対象に「イヤホン・ヘッドホンに関する調査」を実施。調査結果をグラフと図表にまとめて発表した。
イヤホン・ヘッドホンの所持率は67.6％、デバイス接続までしているのは59.1％
18歳～69歳の男女7,000人を対象に、イヤホン・ヘッドホンの所持とデバイス接続について聞いたところ、「イヤホン・ヘッドホンを持っていて、デバイスに接続させている」が59.1％、「イヤホン・ヘッドホンを持っているが、デバイスに接続させていない」が8.5％となり、合わせてイヤホン・ヘッドホンの所持率は67.6％となった。
次に、イヤホン・ヘッドホンをデバイス接続している4,138人を対象に、利用するデバイスについて複数回答で聞いたところ、「スマートフォン」が84.9％と最も多く、次に「PC」が31.7％、「タブレット」が14.8％となった。
続いて、メインで利用しているイヤホン・ヘッドホンの種類を聞いたところ、「完全ワイヤレスイヤホン」が34.2％と最も多く、次に「有線イヤホン」が30.6％、「左右一体型ワイヤレスイヤホン」が11.5％となった。
また全体では90.0％がイヤホン、10.0％がヘッドホンをメイン利用しているという回答結果が得られた。
メイン利用の完全ワイヤレスイヤホン上位は「Apple」「SONY」「Bose」
予備調査から抽出した、完全ワイヤレスイヤホンメイン利用者532人を対象に、イヤホン・ヘッドホンのブランド・メーカーで名前を知っているものを複数回答で聞いたところ、「SONY」が71.2％と最も多く、次に「Apple」が69.9％、「Panasonic」が62.8％となった。
続いて、メインで利用している完全ワイヤレスイヤホンのブランド・メーカーを聞いたところ、「Apple」が27.4％と最も多く、次に「SONY」が21.3％、「Bose」が9.6％だった。
完全ワイヤレスイヤホン利用者の重視していることは「音質・音量」「バッテリー」「コスパ」
完全ワイヤレスイヤホンメイン利用者532人を対象に、完全ワイヤレスイヤホンで最も重視していることを聞いたところ、「音質の良さ、音量の大きさ」が23.9％と最も多く、次に「バッテリーの容量、持ち時間」が14.1％、「コストパフォーマンスの高さ」が8.5％で続く。
性別で比較すると、男性（n=313）が女性に比べて重視している割合が高かった項目は「バッテリーの容量、持ち時間」が3.0ポイント、「ワイヤレス充電対応」が2.7ポイント、「端末価格の安さ」が2.4ポイントとなった。
女性（n=219）が男性に比べて重視している割合が高かった項目は「音質の良さ、音量の大きさ」が6.8ポイント、「耳にはめる部分の形状」が2.6ポイント、「故障・不具合の起こりにくさ」が2.3ポイントとなっている。
完全ワイヤレスイヤホンを購入したきっかけは「性能が良かった」「好きなブランド・メーカー」「セール」
完全ワイヤレスイヤホンメイン利用者532人を対象に、完全ワイヤレスイヤホンを購入する際に最もきっかけとなったものを聞いたところ、「性能が良かったから」が19.2％と最も多く、次に「好きなブランド・メーカーだったから」が10.0％、「セールだったから」が9.2％という結果が出た。
次に、メイン利用している完全ワイヤレスイヤホンを自身で購入した497人を対象に、現在メイン利用している完全ワイヤレスイヤホンを購入した金額と、新しい完全ワイヤレスイヤホンに買い替える際に予定している金額をそれぞれ聞いたところ、どちらも「5,000円～10,000円未満」が最も多かった。
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