今年の「母の日」は、 5月14日(日)だ。この日に向けて、日頃なかなか伝えられないでいた感謝の気持ちを母親へ示すべく、プレゼントの購入を検討している人も多いに違いない。
第一園芸はこのほど、日本国内に住む20~50歳代の男女に対して「母の日」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
今回の調査は、事前調査の5000人、事前調査で「母の日にプレゼントをする」と回答した本調査の1000人を対象にして行われた。
約7割の人が母の日またはその前後に「会って」贈ると回答。母親への気持ちにコロナ禍は関係なし
母の日にプレゼントを贈る人に、贈り方について聞いたころ、母の日とその前後を含め「会って贈る」と回答した人を合算すると、昨年から20ポイント増加し、約7割になった。この結果からコロナ規制緩和から人と会うことの意識が変わってきたことがうかがえる。
また、コロナ禍に関係なく母親について気にかけている人と回答した人は68%となり、調査を開始した2021年と比べると14ポイント増加した。
こうした結果から、母親への関心は常に高く、日常生活が戻りつつある2023年は「会いたい」という気持ちがはっきりと表れたともとれる。
母の日のプレゼントは景気に関係ない?「昨年より価格を抑える」人はわずか1割程
プレゼントの価格について聞いたところ、「昨年より価格を抑える」と回答した人は約1割という結果に。昨今の物価高の中にも関わらず、全体の56%が「2022年と同じ価格帯のもの」、35%が「価格は気にせず選ぶ」と回答した。
母の日のプレゼントは景気などに左右される物ではないことがうかがえる。