三菱電機は、IHジャー炊飯器「本炭釜 紬(つむぎ)」の新製品として、「NJ-BW10F」を5月21日に発売する。価格はオープン。市場推定価格は132,000円前後。本体色は炭漆黒と白真珠の2色を用意する。
冷凍しても、炊き立てのような粒感とみずみずしさを95%以上(※)保持
「本炭釜 紬」は、昨年7月にジャー炊飯器開発50周年記念モデルとして発売された同社のフラッグシップ炊飯器。本炭釜の大火力、連続沸騰、そしてあえて圧力をかけない炊飯方法により、粒感がしっかりあるごはんを炊き上げることができる点が特徴だ。
新製品「NJ-BW10F」では、「まとめ炊き(冷凍用)モード」を改良。時間をかけてじっくり吸水させることで、甘さを引き出し、芯までみずみずしく炊き上げるうえ、お米に優しい1.0気圧で炊飯するため、一粒一粒が保水膜にしっかりと覆われ、冷凍しても、炊き立てのような粒感とみずみずしさを95%以上(※)保持するという。
また、内釜やパッキンに染み付いたニオイを軽減する「お手入れモード」を搭載し、使い勝手も向上。さらに、本体色はインテリアに馴染みやすいマット調を採用。高級感のある色味とデザインに仕上げた。
そのほか、全国のお米50銘柄それぞれの個性を引き出す専用モード「銘柄芳潤炊き」や、その日のメニューや家族の好みに合わせて15通りの食感に炊き分ける「炊き分け名人」も採用。「うま早モード」と「お急ぎモード」の2種類の早炊きモードも搭載する。
主な仕様は、炊飯容量が0.09L~1.0L(0.5合~5.5合)。最大消費電力が1,400W。外形寸法は幅261×奥行315×高さ257mm、質量は約5.7kg。炊飯メニューは白米・無洗米・胚芽米・発芽米・分づき米・玄米・炊込み(白米/無洗米/発芽米/分づき米/玄米)・雑穀米(白米/無洗米/発芽米/分づき米/玄米)・おかゆ・中華粥(白米/無洗米)・おこわ・すし(白米/無洗米)・おこげ(白米/無洗米)・麦飯(白米/無洗米)・長粒米・エコ炊飯の16メニューを搭載する。
※まとめ炊き(冷凍用)モードで炊飯直後の硬さと含水率を100%としたときに対し、炊飯後冷凍しレンジ再加熱後の硬さと含水率が95%以上を保持(同社調べ)。
関連情報
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/suihanki/
構成/立原尚子