ソニーグループは、ウェアラブルサーモデバイスキット「REON POCKET 4(RNPK-4/ RNPK-4T)」とウェアラブルセンシングデバイス「REON POCKET TAG(RNPT-1)」を発売した。
価格はオープン。実勢価格は専用ネックバンドを同梱した「REON POCKET 4(RNPK-4)」が16,500円前後、専用ネックバンドと「REON POCKET TAG(RNPT-1)」同梱した「REON POCKET 4(RNPK-4T)」が18,700円前後、「REON POCKET TAG(RNPT-1)」が3,850円前後。
従来モデルと比べて、最大約2倍の駆動時間と最大約1.2倍の吸熱性能を実現
↑ウェアラブルサーモデバイスキット「REON POCKET 4」
↑ウェアラブルセンシングデバイス「REON POCKET TAG」
「REON POCKET 4」は、首元に装着して本体接触部分の体表面を直接冷やしたり温めたりできる「REON POCKET」シリーズの第4世代モデル。
バッテリー容量の増加と放熱機構の大型化により、従来モデル「REON POCKET 3(RNP-3)」と比べて、最大約2倍の駆動時間と最大約1.2倍の吸熱性能を実現している。
↑「REON POCKET 4」の使用イメージ
また、同時発売のウェアラブルセンシングデバイス「REON POCKET TAG」と連携させることで、冷温の自動切り替えができる新機能「SMART COOL⇔WARM MODE」が使用できるようになるのも注目すべきポイントだ。
「REON POCKET TAG」は、周辺の温度や湿度を検知するウェアラブルセンシングデバイスで、検知した温度や湿度は、スマートフォン向けの専用アプリでリアルタイムに確認することが可能だ。
「SMART COOL⇔WARM MODE」では、冷却と温熱を開始する温度を自分で設定することができ、「REON POCKET TAG」の周辺が設定した温度になると、冷温の切り替えや停止を自動で行なうので、例えば、寒暖差が大きく冷温の切り替え頻度の多いシーンなどで大いに役立つ。
さらに、周辺の温度が予め設定した範囲内の時には、自動で停止するため、バッテリーの消費を抑えることにもつながる。
↑「REON POCKET 4」と「REON POCKET TAG」の使用イメージ
もちろん、装着感にもこだわり、同梱する専用ネックバンドは、首元に合わせて調整しやすいワイヤーフレームと、自由な形状を保持できるメカニカルフレキシブルチューブに、シリコンラバーを被せる三層の構造で、軽いフィット感とずれにくさを両立。
しかも、首まわり34cmから46cmまで幅広く対応する。
↑専用ネックバンド
「REON POCKET 4」の主な仕様は、バッテリー持続時間が約4~9時間(COOL MODE使用時)/約4~8時間(WARM MODE使用時)。最大外形寸法は約幅55×高さ117×奥行き23mm(本体のみ)/約幅125×高さ140×奥行33mm(ネックバンド装着時)。質量は約109g(本体のみ)/約144g(ネックバンド装着時)。
なお、「REON POCKET TAG」は、「REON POCKET 4」と連携させて「SMART COOL⇔WARM MODE」機能を可能にするだけでなく、単体のデバイスとしても活用することが可能。
例えば、カバンなどに「REON POCKET TAG」を取り付けて、専用アプリでリアルタイムに温度や湿度を把握することができる。
関連情報
https://reonpocket.sony.co.jp/
構成/立原尚子