DIME MAGAZINE
ランボルギーニは、イタリアで開催の「ミラノデザインウィーク」の特別イベントで同社の生誕60周年を記念した「ウラカンSTO」「ウラカン テクニカ」「ウラカンEVOスパイダー」各モデル限定60台のリミテッドエディションを初披露した。
このV10シリーズの各モデルにはそれぞれ2種類のコンフィギュレーションを用意し、 各モデルを特徴づけるラインをとカラーリングによりトレンドを生み出すランボルギーニの斬新な色使いの伝統を再定義。
各車両には 60台限定生産を示す「1of 60」 のカーボンファイバー製プレートと、「60th」のロゴ がドアのペイントに加えシートにも刺繍されており、この特別シリーズの希少性をさらに引き立てている。
ウラカンSTO
640PSの自然吸気V10エンジンを搭載するウラカンSTO (Super Trofeo Omologata) は、ウラカンファミリーのパフォーマンスの頂点を極めている。2種の60周年エディションでは、どちらもハイパフォーマンスなアスリートのためのスポーツウェアやチームカラーを連想させる同系色でまとめている。
ひとつはブルーの色合いが特徴で、Blu AegeusのボディにBlu Astraeusの要素を加えている。 これに、Blu Miraのフィニッシュを施した剥き出しのカーボンファイバーを組み合わせることも可能。
インテリアは Nero Cosmus (ブラック)と Grigio Octans(グレー)のアルカンターラに、コントラストカラーのBlu Amon (ブルー) でステッチが入る。
もう一方のバージョンは、Grigio Telesto (グレー) と Nero Noctis (ブラック) のボディに剥き出しのカーボンファイバーの組み合わせで、インテリアの Nero Cosmus (ブラック) と Grigio Octans (グレー)のアルカンターラには Rosso Alala (レッド) のステッチとレザーディテールをプラスしている。
どちらのバージョンも、シートには 60周年を示すロゴの刺繍があり、足元にはマットブラック仕上げの20インチ鍛造アルミホイールを装着している。
ウラカン テクニカ
公道でもサーキットでも快適に走行できるウラカン テクニカは、シリーズの中で広いバリエーションに対応したモデル。60台限定のユニットは、2つのバージョンがあり、どちらもモータースポーツのインスピレーションを取り入れ、イタリアのトリコロールの旗の色を取り入れている。
ひとつは、グリジオ テレスト (グレー) のボディにネロ ノクティス (ブラック) とロッソ マーズ (レッド) のディテールを特徴とし、ネロ アデ アルカンターラ (ブラック) とロッソ アララ (レッド) のディテールがインテリアに反映されている。
もう一方のバージョンは正反対で、ビアンコ アソポ (ホワイト) のボディに、ベルデ バイパー (グリーン) のラインが施され、この色彩は、インテリアでもネロ アデ アルカンターラにも採用されている。どちらの特別バージョンにも、20インチのDamiso シャイニー ブラックが装着されている。
ウラカン EVOスパイダー
シリーズの中で最もライフスタイル志向のウラカン EVOスパイダーは、洗練された特性とオープンエア構造をハイパフォーマンスと組み合わせたモデル。
今回の60周年エディションには、Blu Le Mans（ブルー）のボディにコントラストカラーのBianco Isi (ホワイト) のディテールを配したバージョンがあり、インテリアも同様にNero Ade（ブラック）のアルカンターラに Blu Amon (ブルー)の刺繍と Bianco Leda (ホワイト) のパイピングが施されている。
またもうひとつのバージョンは、Verde Viper（グリーン）のボディに、Bianco Isi（ホワイト）をあしらい、 インテリアはNero Ade（ブラック）のアルカンターラにRosso Alala（レッド）とBianco Leda（ホワイト）の配色となっている。どちらの特別バージョンも、ホイールはシャイニーブラックの20インチのDamisoを装着している。
今回のこのイベントは、ランボルギーニが世界各地で開催する60周年記念セレブレーションイベントの一環となる。一連のイベントは、1月にサンタアガタ・ボロネーゼにあるランボルギーニ・ミュージアムの新装オープンとともに「The Future Began In 1963」と題する特別展の開催で幕を開けた。
続いて日本の鈴 鹿サーキットで開催した 「Lamborghini Day Japan 60th Anniversary」、4月29日には英国シルバーストー ン・サーキットで「Lamborthini Day UK 60th Anniversary」 を予定している。
5月24日にはイタリアで「60th Anniversary Giro」ツアーがスタート。5月28日にボローニャのマッジョーレ広場で最終日を迎え、一般公開のコンクール・デレガンスを開催し、当日は150台以上のランボルギーニが集結する予定となっている。
関連情報：https://www.lamborghini.com/jp-en/
構成／土屋嘉久
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