アウディ ジャパンは、「TT」の生産終了の最後を飾るプレミアムコンパクトスポーツクーペの限定モデル「TTSクーペ memorial edition」を発表し販売を開始した。
アウディのプレミアムコンパクトスポーツクーペTTは、ブランドのアイコンモデルとして1998年に初代登場以来、3世代に渡って進化を続けてきたモデルとなる。
これまでTTの3世代にわたる合計世界販売は50万台を超え、独創的なデザインにより、世界中のコンパクトクーペに大きな影響を与えてきた。
TTシリーズの導入からおよそ四半世紀が経過、依然として強い個性を放ちながらも、いよいよその歴史の最終章を迎え、生産を終了する。
今回のTTSクーペ memorial editionは、その歴史を締めくくるにふさわしい記念モデル第一弾となる。
今回の限定モデル第一弾となるTTSクーペ memorial editionは、「ラグジュアリースポーツ」をテーマに、専用ブロンズカラーの内外装でTTSをさらにダイナミックかつエレガントに仕立てられている。
モノトーンベースにブロンズのアクセントが、TTSの美しさと力強さ、そしてラグジュアリーをさらに引き立て、高いバリューとともにTTの歴史の最後を飾る記念モデルとなっている。
限定モデルのベースとなるのは、TTシリーズの上位スポーツグレードのTTSクーペ。スポーツモデルにふさわしい、軽量かつ高剛性なアルミニウムとスチールの複合構造ASF(アウディスースフレーム)のボディに、最高出力320PS、最大トルク400Nmを発揮する2.0ℓ直噴ガソリンターボエンジンを搭載。
高効率な7速Sトロニックトランスミッションとquattro(クワトロ)4輪駆動システムを組み合わせている。
エクステリアは、TTS専用のアルミルックインサート付きマットブラックペイント仕様のシングルフレームグリルをはじめ、マットブロンズカラーにダイヤモンドカットを施したAudi Sport製20インチアルミホイール5Vスポークスターデザイン9Jx20 255/30R20、そしてブロンズのAudi Ringsデコラティブフィルムを装備することにより、TTSのスポーティな印象をブロンズをアクセントにラグジュアリースポーツの魅力をさらに訴求。
また、TTSに標準のアウディマグネティックライドは、走行状況に合わせてダンパーの減衰力を制御し、快適な乗り心地と優れたドライビングダイナミクスを両立、走りの質感を高めている。
インテリアには、エクステンデッドレザーのドアアームレストとセンターコンソールをセレクト。ファインナッパレザーによるダイヤモンドパターンのSスポーツシートはブロンズコントラストステッチとパンドグレーパイピングを採用。
ブロンズペイントのインテリアエレメント(シートサイド/センターコンソール)、ドリフトアンスラサイトのデコラティブパネルを装備している。
そのほか、TTS標準装備のセンターレブカウンターを表示するスポーツモード付きバーチャルコックピットプラス シートヒーター、センターアームレスト、アウディサイドアシスト、アウディパーキング システム、リヤビューカメラ、アウディホールドアシスト、マトリクスLEDヘッドライトに加えて、この限定モデルは、クルーズコントロール、12スピーカーのBang & Olufsenサウンドシステム、プライバシーガラスなどの人気オプションアイテムを装備している。
ボディカラーは、グレイシアホワイトメタリック、ミトスブラックメタリック、クロノスグレーメタリックの3色を設定。計100台の限定販売となる。
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構成/土屋嘉久