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高校で必修化された新教科「探究」に月曜日の憂鬱を解消するヒントがあった!?

2023.05.01PR

月曜を探究する、とは?

佐瀬:今日(この取材日)、月曜日ですが、やっぱり前日とか当日の朝に「月曜日来るなよ」って思っちゃうんですよね~。

高橋:できるビジネスパーソンでもそうなんですね。

佐瀬:それに対して、「どうすれば週初めの月曜日を楽しく迎えられるのか」という問いを立てて、毎週いろいろなことを試しています。

高橋:昨日までの週末は何をしたんですか?

佐瀬:週末の土曜日を思いっきり充実させることで嬉しい気持ちで満たされて、その幸福のまま月曜日に突入したら、月曜のダメージなんてものともしないのではないかという仮説のもと、やりたいことリストを全部こなすという過ごし方をしてみました。こんな感じで、リストをスマホのメモに書いて。

高橋:こんなに!?

佐瀬:はい。これを土曜日だけで全部やるというチャレンジをしてみたんです。全部できたら、相当な充実感で、日曜もウキウキ過ごして、月曜も楽しみになるんじゃないかっていう。

高橋:どうでした?

佐瀬:疲れました。

高橋:でしょうね。

佐瀬:やりすぎは良くないと思いました。予定の詰め過ぎが原因でしょう。でも、やりたいことを書きだしたこと自体はすごくよかったです。そこで来週は、今週同様リストを作りつつ、それぞれどのくらいの時間を使ってやるか、ゆとりを持って設定したいです。週末にいくつか、普段やりたいなと思っていたけどやれていなかったことをこなしていくと、月曜日を充実した嬉しい気持ちで迎えられる兆しが見えました。

高橋:なるほど、これが探究のサイクルを回すってことなんですね。徐々に改善させていくという。

佐瀬:おっしゃる通りです。

高橋:幸せを探して、研究していくっていくことなんですね。

佐瀬:はい、よりよい人生を見つけられるのが探究の力ですよね。

自由すぎる研究EXPOとは?

高橋:佐瀬さんが運営している「自由すぎる研究EXPO」っていうのは、どういうものなんですか?

佐瀬:中高生が対象の、探究成果の博覧会です。授業でやった探究がきっかけで、成果が出てきている生徒さんも増えてきています。それを応募してもらい、名だたる企業や大学に所属するいろんな大人が称賛を送る場となっています。こうした社会で活躍する大人たちから称賛されることによって、中高生の皆さんにより「探究ってたのしいな」って思ってもらいたいんです。仕方なく、なんとなく取り組む、いわば ”やらされ探究“ になってしまわないように。

高橋:やらされ探究。逆説的なパワーワードですね。

佐瀬:探究は、生き方なんです。だから、それを楽しいと思ってほしくて、「自由すぎる研究」というタイトルをつけて、どんな内容でも、どんな小さなことでもぶっ飛んだことでもいいから、試してみたことを面白おかしく発表してみてほしいと思っています。そうして、探究に取り組む全国の生徒たちに対しての称賛が溢れるような場を創り上げられたらとても嬉しいです。この取り組みを広めていきたいですね。

自由すぎる研究EXPO 応募サイト

高橋:昨年からやっているんですよね。昨年の応募作品、面白いですよね!「数学を使って音楽を奏でる研究」「バッタを魚の養殖のエサに使えるかを調べた研究」「ジャニーズ事務所のグループからみるリーダーシップの研究」とか。

佐瀬:はい。全国の生徒さんからも、休み明けの月曜を楽しくする自由研究を期待したいです。この記事を読んで下さった皆様、お近くに中高生や、学校の先生がいたら、ぜひこの「自由すぎる研究EXPO」の開催情報を伝えてあげてほしいです!

【聞き手】
高橋晋平(たかはし しんぺい)
株式会社ウサギ代表取締役、おもちゃクリエーター。悩みや面倒を「遊び化」することを考え、月曜日を楽しくする方法の研究もしている。近著に『1日1アイデア 1分で読めて、悩みの種が片付いていく』(KADOKAWA)。Twitter : https://twitter.com/simpeiidea

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