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乗ってわかった走行性能への自信と満足感!完成度の高さに驚いたSUBARUの新型「インプレッサ」プロトタイプ

2023.05.03

スバルの屋台骨を支える1台がインプレッサ。初代は1992年にデビューし、2023年4月20日に発売されたこの新型は6代目となる。これまでハッチバックタイプは「IMPREZA SPORT」と呼ばれていたが、新型では「IMPREZA」というシンプルな車名に変更されている。

クロストレックよりスポーティな走りを目指した新型インプレッサ

実は、新型インプレッサのクロスオーバーモデル版となるクロストレックが先にデビューしているのだが、基本はもちろんインプレッサのほうで、プラットフォーム、パワーユニットなどは共通だ。最低地上高はクロストレックの200mmに対して135mm(e-BOXER)となり、水平対向エンジンのメリットとともにより低重心であることは間違いない。つまり、同プラットフォーム、パワーユニットを積むクロストレックよりスポーティな走りを目指したのが新型インプレッサということになる。

エクステリアデザインはどこから見てもインプレッサであり、ボディサイズも先代に対して全幅が1780mmと5mm増しただけで、先代の持つサイズ感、運転のしやすさは不変と言っていい。

ユーティリティ・スポーツカーをコンセプトとするインプレッサとクロスオーバーモデルのクロストレックとの違いは、エクステリアデザインだけではない。クロストレックが水平対向2Lエンジン145ps、19.2kg-m+モーター13.6ps、6.6kg-mのマイルドハイブリッド=e-BOXERのみのパワートレーンになったのに対して、インプレッサはSTグレードとして2L直噴ガソリン、154ps、19.7kg-m、WLTC燃費15.8(2WD)~14.7(AWD)km/L、およびST-G、ST-Hグレードとしてクロストレックと共通のe-BOXERの2種類のパワーユニットをリニアトロニックとの組み合わせで用意している。

タイヤサイズもクロストレックと異なる。クロストレックではリミテッドに18インチ、ツーリングに17インチを組み合わせているが、新型インプレッサはガソリン、マイルドハイブリッドのe-BOXERモデルともに17インチを採用する(STが205/55R17、ST-G、ST-Hは215/50R17)。

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