ベタベタが運営する「#オトモノ」は、オーディオ評論家の野村ケンジ氏や一般ユーザーと音にこだわったものづくりに挑戦していくコミュニティだ。
そんな「#オトモノ」では独自ブランドのInitial Aの第2弾モデルとして、高級チタン製ハウジングに平面駆動(プラナー)ドライバーとBAドライバーを搭載したハイブリッド構成イヤホン「月 -moon-」を開発。クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて先行予約販売を展開している。
期間は2023年5月31日まで。4月22日現在、14,280円(税込・送料込み)から購入が可能。一般販売予定価格は16,280円。
「月 -moon-」の主な特徴は以下のとおり。
平面駆動ドライバーとは?
平面駆動ドライバーは、幅広い周波数帯域を超低歪みで再生することが可能なシステム。また、出力に一時的なエラーがほとんどなく、応答時間も高速なハイエンドなドライバーだ。
そんなスペックゆえ、従来は高価格だったが、近年の技術革新により身近な価格で手に入れられるようになってきた。
ハイブリッド構成のメリット
平面駆動ドライバーのメリットは、前述したように幅広い周波数帯域での歪みが非常に小さいこと。 アーティストが伝えたい音を、より忠実に伝えることができるドライバーユニットだと言えるだろう。
月 -moon-は、そんな平面駆動ドライバーにクロスオーバーチューニングでバランスドアーマチュアドライバーを搭載。ハイブリッド構成とすることで、同社によれば「幅広い帯域に繊細さが加わったサウンドを実現」したという。
月 -moon-の主な製品仕様
ドライバー/10mmプラナードライバー、バランスドアーマチュアドライバー
インピーダンス/16Ω±15%
出力音圧レベル/92±3dB at 1KHz
周波数帯域/20Hz〜20kHz
ケーブル長/1.4m
プラグ/3.5mmジャック – MMCX
サイズ、重量/約幅23.9×高さ22×奥行き26.8mm、約7g(片耳)
カラー展開/チタンカラー(PVDコーティング加工による)
素材/チタン合金、レジン(カスタムIEM等で使用される素材)
使用方法/3.5mmポートを搭載したオーディオ機器にて使用
パッケージ内容/イヤホン本体、3.5mmジャック – MMCXケーブル(1.4m)、イヤピース:ADV. Eartune Fidelity U×4サイズ+シリコンイヤピース×3サイズ、専用ポーチ
関連情報
https://camp-fire.jp/projects/view/662246
構成/清水眞希