三菱電機は、衣類乾燥除湿機の新製品として、ハイパワータイプの「サラリPro MJ-PV250V」と「サラリPro MJ-P180VX」、部屋干しおまかせムーブアイ搭載タイプの「サラリ MJ-M120VX」と「サラリMJ-M100VX」の計4製品を発売した。
いずれも、コンプレッサー式の衣類乾燥除湿器。有害物質を抑制して清潔除湿ができる「トリプルバリアフィルター」を採用し、熱交換器の湿気を乾燥する「内部クリーン機能」や万が一停電しても復帰後に元の運転モードで再開する「停電復帰機能」も搭載。
また、市販のホースを使うことで、水捨て不要の連続除湿が可能となるのも特徴。さらに、水捨てのタイミングがひと目でわかる「水位目盛付タンク」も新採用した。
「サラリPro MJ-PV250V」と「サラリPro MJ-P180VX」は、パワフル除湿を実現するハイパワータイプで、除湿能力は「MJ-PV250V」が24.5L/日(50・60Hz)、「MJ-P180VX」が18L/日(60Hz)を実現。
さらに、「MJ-PV250V」では、三列熱交換器を搭載し、より多くの風を熱交換器に当てることで、熱交換効率アップ(省エネ)とハイパワー(大風量)を両立。しかも、インバーター制御により、湿度に応じてパワーを自動でコントロールするので、ムダのない省エネ除湿が可能だ。
↑「サラリPro MJ-PV250V」
↑「サラリPro MJ-P180VX」
一方、「サラリ MJ-M120VX」と「サラリMJ-M100VX」は、部屋干しおまかせムーブアイ搭載タイプで、洗濯物の位置や量、
状態を3つのセンサー(赤外線・温度・湿度)で広範囲にきめ細かく検知し、3次元広角狙えルーバーでワイドに送風するうえ、部屋干しおまかせムーブアイが乾き残りを検知し、ピンポイント送風で集中的に乾燥。さらに、「MJ-M120VX」には乾き残りを光ガイドで知らせる機能も搭載する。
↑「サラリ MJ-M120VX」
↑「サラリMJ-M100VX」
このほか、「MJ-P180VX」と「MJ-M120VX」では、電源コードの長さを従来の1.8mから3mへと大幅に延⾧。コンセントの位置を気にすることなく、置き場所を選びやすくなった。
「MJ-PV250V」の主な仕様は、除湿能力(50・60Hz)が24.5L/日。適用床面積(50・60Hz)が木造で31畳、プレハブ洋室で47畳、コンクリート洋室で62畳。排水タンク容量は約5.5L。外形寸法は高さ630×幅410×奥行299mm、質量は17.9kg。
「MJ-P180VX」の主な仕様は、除湿能力(50・60Hz)が15.5L/日・18L/日。適用床面積(50・60Hz)が木造で19畳・23畳、プレハブ洋室で29畳・35畳、コンクリート洋室で39畳・45畳。排水タンク容量は約4.7L。外形寸法は高さ594×幅372×奥行281mm、質量は15.2kg
「MJ-M120VX」の主な仕様は、除湿能力(50・60Hz)が11L/日・12L/日。適用床面積(50・60Hz)が木造で14畳・15畳、プレハブ洋室で21畳・23畳、コンクリート洋室で28畳・30畳。排水タンク容量は約3.0L。外形寸法は高さ534×幅360×奥行210mm、質量は13.5kg。
「MJ-M100VX」の主な仕様は、除湿能力(50・60Hz)が9L/日・10L/日。適用床面積(50・60Hz)が木造で11畳・13畳、プレハブ洋室で17畳・19畳、コンクリート洋室で23畳・25畳。排水タンク容量は約3.0L。外形寸法は高さ534×幅360×奥行210mm、質量は12.7kg。
価格はいずれもオープン。実勢価格は「MJ-PV250V」が108,900円前後、「MJ-P180VX」が63,800円前後、「MJ-M120VX」が62,700円前後、「MJ-M100VX」が55,000円前後。
関連情報
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/jyoshitsuki/
構成/立原尚子