販売元に突撃インタビュー「一体なぜこんな街中にドレッシングの自販機を!?」
ドレッシングの実力が明らかになったところで気になるのが、一体なぜドレッシングの自販機を設置したのかということ。それもほとんどが街中のコインパーキングやコインランドリーなど、飲食店とはほぼ無関係と思われるような場所だ。
気になる真相について、「やさいがすすむドレッシング」の製造元でありドレッシング自販機の管理会社である『Foods&BarA-One』のご担当者様にお話を伺ってみた。
■ずばり、自販機でドレッシングを販売しようと思われたきっかけは何ですか?
コロナ禍で店舗縮小を余儀なくされ、お店存続の為に苦肉の策で2年前に店頭にて販売開始いたしました。
■店頭以外だと、街中のコインパーキングやコインランドリーの敷地内など飲食と関係ない場所に設置されていることも多いかと思います。設置場所を選ばれている基準や、こだわりなどがもしあれば教えてください。
ドレッシングをお買い求めのお客様はお店にご来店される方と違い主婦やお年寄りの方が多い為、住宅密集地をメインに選んでいます。
■ドレッシングのファンの方によるSNS投稿をはじめ、様々なメディアやテレビなどで取り上げられ話題を呼んでいますが反響はありますか?
お陰様で販売開始当初の30〜40倍の売り上げになりました。テレビの影響で通販も好調で全国から連日ご注文いただいております。
■ドレッシング自販機の出店は埼玉県や西東京周辺が多いので、遠方の場合は通販で購入できるのも良いですよね。例えば東東京側やその他の関東地方など、今後も自販機の出店を拡大されていくご予定はありますか?
配送や製造を少数のスタッフで賄っており、現状22台でしばらくは増やす予定はございません。他の通販サイトへの出店を検討しております。
■インタビューは以上です。ご協力ありがとうございました。
噂の自販機は美味しくて楽しいアトラクションだった
メディアで噂の自販機で売られていたのは、埼玉県にある人気飲食店が生み出したこだわりのオリジナルドレッシングだった。
進化系自販機の魅力は、通常は対面や通販で購入するものを「自販機で買う」という一種のアトラクションのような面白さにあるだろう。非対面ということでブームが加速したのはコロナ禍だったが、やりとりのわずらわしさがないのはウィズコロナ時代の今でもメリットといえる。通販と違ってボタンを押すだけでその場で手に入るのも良い。
リピートしたくなる味と、自販機でドレッシングを買う楽しさが味わえる「やさいがすすむドレッシング」。近隣の方も、そうでない方も、ぜひ一度お試しあれ。
※商品や自販機の出店情報は全て2023年4月の執筆時のものです。
■Foods & Bar A-One(フードアンドバーエーワン)
■店舗住所 〒351-0114 埼玉県和光市本町12-17 クレールリズリ1F
■営業時間 バータイム 全日17:00~24:00/喫煙可能休憩所 平日11:30~14:00(入場料200円)
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文/黒岩ヨシコ
編集/inox.