DIME MAGAZINE
パナソニックは、タオルや衣類のニオイの原因菌を除菌（※1）と同時に、洗濯槽の除菌（※2）までできる新「次亜除菌」コースと、月1回の黒カビ抑制のために行なう槽洗浄を、わずか1時間でできる「槽洗浄コース（1時間）」を搭載した全自動洗濯機 NA-FA12V2など、計5機種を6月上旬（予定）より発売を開始する。
製品ラインアップは洗濯12kgのNA-FA12V2（幅643×高さ1086×奥行き694mm）、洗濯11kgのNA-FA11K2（幅643×高さ1086×奥行き694mm）、洗濯10kgのNA-FA10K2（幅599×高さ1071×奥行き635mm）、洗濯9kgのNA-FA9K2（幅599×高さ1071×奥行き635mm）、洗濯8kgのNA-FA8K2（幅599×高さ1071×奥行き635mm）。価格はいずれもオープン価格。
新製品開発の背景
昨年、同市では専用錠剤（※3）を用いてタオルや衣類のニオイの原因菌を除菌（※1）できる「次亜除菌」コースを搭載した製品を発売。
本年はこの「次亜除菌」コースをさらに進化させ、洗濯物と同時に洗濯槽の除菌（※2）も行なえるモデルを登場させる。新製品では、黒カビ抑制のために月1回程度行なう槽洗浄（※4）も専用錠剤を使って1時間でできるようになったという。
また、好評の「スマホで洗濯」機能を洗濯容量12 kgから8 kgまでの計5機種に搭載して、そのラインアップを拡充。この「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を併用することで、外出先からの運転、予約が可能になった。
進化した「次亜除菌」コース
専用錠剤を手動洗剤ケースにセットし、本コースで運転することで衣類のニオイの原因菌を除菌（※1）することができる。汗をかいたスポーツウェアやニオイが気になる部屋干し時におすすめの機能だ。
また、すすぎの工程で槽回転動作を追加することで、洗濯槽も同時に除菌（※2）していく。
月1回の黒カビ抑制のための「槽洗浄（1時間）コース」（※4）を設定
洗濯槽に発生する黒カビを抑制するためには、原因となる石鹸カスや汚れをためないことが重要。
本製品群では日々の手入れである「自動槽洗浄」に加え、洗濯機を1か月相当使用すると運転終了後に「槽洗浄サイン」が点滅して「槽洗浄」コースのタイミングを知らせてくれる。
従来のコース工程から、洗い時間を短縮、すすぎ回数を減らすことで、本製品群では黒カビ抑制を1時間で実施。つい怠りがちな洗濯槽の手入れが手軽にできるようになった。
「スマホで洗濯」アプリに対応し、洗濯をサポート
全自動洗濯機では12 ㎏、11 kgタイプのみ対応していた「スマホで洗濯」機能が、10 kg、9 kg、8 kgタイプにも搭載された。
洗濯終了時やお手入れタイミングの通知、コース検索、洗剤・柔軟剤オンライン購入などが行なえるおことで、洗濯をサポートしていく。
また、液体洗剤・柔軟剤 自動投入と併用すれば、外出先からの洗濯開始や、予約していた洗濯終了時刻の変更がスマートフォンで簡単に操作できる。
さらに、本体に搭載していないコースでユーザーの要望の多かった「ウール」コースと「シーツ」コースをアプリ専用コースとして新たに搭載している。
※1：【試験方法】菌液付着試験布の生菌数測定
【除菌方法】次亜塩素酸による
【対象部分】洗濯・脱水槽内の衣類
【試験結果】菌の減少率99.9％以上（パナソニック換算値）。
※2：【試験方法】洗濯・脱水槽および外槽に取り付けた菌液付着試験布の生菌数測定
【除菌方法】次亜除菌錠剤を用いた「次亜除菌」コースによる
【対象部分】洗濯・脱水槽および外槽
【試験結果】菌の減少率99.9%以上（パナソニック換算値）。
※3：専用錠剤は、量販店やWEBサイトなどで購入できます。パナソニックタテ型洗濯機 次亜除菌コース専用錠剤（20錠入り）品番：N-Z1
※4：洗濯槽の黒カビ抑制効果が証明されています。
【試験機関】一般財団法人 日本食品分析センター
【試験成績書発行年月日】2022年12月26日
【試験成績書発行番号】第22053800002-0201号
【試験方法】菌液の生菌数測定
【黒カビ抑制方法】次亜除菌錠剤および塩素系漂白剤による
【対象部分】洗濯・脱水槽
【試験結果】菌の減少率99.9％以上（パナソニック換算値）
関連情報
https://panasonic.jp/wash/products.html#lineup_fa
構成／清水眞希
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