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なぜ、感じのいい人は感謝の気持ちを「ありがとう」と口に出して伝えられるのか?

2023.06.09PR

あなたが「感じがいい」と思うのは、どんな人でしょうか?

いつも率先して元気に挨拶をしてくれる職場の部下。相づちのバリエーションが豊富で、聞き上手な同僚。仕事のプロセスから正当な評価をしてくれる上司は感じがいいと思うのではないでしょうか?

一方で、仕事の指示が曖昧なのに、突然「まだ?」と自分の都合で催促してくる上司や、ネガティブワードや余計なひと言が多い部下、人が話している最中に何かと自分の話をかぶせてくるような同僚は、決して感じはよくないと思います。

こうしたちょっとした場面で始まる「感じがいい・悪い」の印象づけは、ビジネスシーンにおいても大きな影響を及ぼします。組織の中で働いている以上、人との関わりをなくすことはできません。せっかく縁があって知り合ったわけですから、気持ちよく付き合える関係を築き上げたいものです。

本記事では50万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』シリーズの著者で産業カウンセラーの大野萌子さんの著書『「感じがいい人」の行動図鑑』の一部を抜粋し、再構成して気持ちよく働くためのヒントをお届けします!

「○○してくれてありがとう」とまずは感謝を伝えることから始める

 ほかの人から「すてきな奥さんですね」と褒められた時、照れや謙遜からか「いえいえ、たいしたことないですよ」「全然ダメです」などと否定してしまう人、多いですよね。それだけならまだしも、調子に乗って、言わなくてもいい不平不満を話し出されたりすると、褒めた側は辟易します。ましてパートナーの前であればなおさら。せっかく褒めてもらっているのだから、そこは「そうなんです」「いつも感謝しているんです」と素直に受け入れれば、褒めた側も褒めた甲斐があるというもの。何よりパートナーは二重にうれしいでしょうし、場の空気も和みます。

 このように一緒に暮らす家族には、存在が当たり前になりすぎて、思いやりや配慮にかける言動や行動に出てしまうことがあります。例えば、相手がふとこぼした「疲れた」という言葉に過敏に反応し、「俺︵私︶だって」「俺︵私︶のほうが」など、上から目線の発言をしていませんか? ここでは「そうだね、疲れたね」と肯定するのが思いやりであり愛情です。ほかにも「旅行に行きたい」と言われたものの、行けそうにない場合は、「確かに旅行、行きたいね」とまずは肯定し、「ただ今はちょっと休暇を取るのが難しそう」と話せば、相手も諦めがつきやすいでしょう。

 長い間一緒にいると、互いに「何も言わなくてもわかるはず」と勘違いしがちです。けれど逆に親しい間柄だからこそ大事なのが、この「ありがとう」の声かけ。都度、口に出して、感謝の気持ちを伝える習慣を意識してみてください。

《POINT》

「察してもらえる」と思うのは間違い。「ありがとう」の感謝は口に出してこそ伝わる

☆ ☆ ☆

職場、取引先、親族、近所付き合いなど、様々な人と関わる中で「感じがいい人」は、絶妙なコミュニケーションの術を無意識のうちに、あるいは意識的に身につけています。そんな「感じがいい人」がさりげなくやっている行動や言動の事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちょっとした話し方や言葉遣い、意識の向け方を変えるだけで、相手に与える印象は必ず好転します。「感じがいい人」の行動図鑑』の中で紹介している65のアクションをヒントに仕事も、人間関係も、うまくいく幸せ習慣を手に入れてください。

著/大野萌子

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著者/大野萌子(おおの・もえこ)さん
公認心理師。産業カウンセラー。2級キャリアコンサルティング技能士。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事。著書の『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』はシリーズ累計50万部を突破。

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