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接待の場で相手との心理的な距離感を縮める方法

2023.05.18PR

あなたが「感じがいい」と思うのは、どんな人でしょうか?

いつも率先して元気に挨拶をしてくれる職場の部下。相づちのバリエーションが豊富で、聞き上手な同僚。仕事のプロセスから正当な評価をしてくれる上司は感じがいいと思うのではないでしょうか?

一方で、仕事の指示が曖昧なのに、突然「まだ?」と自分の都合で催促してくる上司や、ネガティブワードや余計なひと言が多い部下、人が話している最中に何かと自分の話をかぶせてくるような同僚は、決して感じはよくないと思います。

こうしたちょっとした場面で始まる「感じがいい・悪い」の印象づけは、ビジネスシーンにおいても大きな影響を及ぼします。組織の中で働いている以上、人との関わりをなくすことはできません。せっかく縁があって知り合ったわけですから、気持ちよく付き合える関係を築き上げたいものです。

本記事では50万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』シリーズの著者で産業カウンセラーの大野萌子さんの著書『「感じがいい人」の行動図鑑』の一部を抜粋し、再構成して気持ちよく働くためのヒントをお届けします!

本日はありがとうございました。○○についてもよろしくお願いします

 接待の後、「先日はありがとうございました。早速ですが、○○についてはその後いかがでしょうか?」と連絡をするのが当たり前だと思っていませんか? せっかく時間とお金をかけて接待したのだから、その成果を求めるのはビジネスパーソンとしては当然のこと。とはいえ、接待とは相手をもてなすことですから、商談をまとめることばかり意識してしまっては、相手を不快にしてしまうことになりかねませんし、まとまるはずの商談もまとまらなくなる可能性もあります。昨今の社会情勢を鑑みても、下心ありありの接待は好ましいものではありません。

 接待は、あくまで仕事相手の人となりを知るために活用するものと割り切り、接待後に連絡する際も、基本的にお礼のみをシンプルに伝えます。仕事と結びつけたいという気持ちを前面に押し出すのではなく、さりげなく紛れ込ませることができるのが上級者。例えば、過去の仕事の話で盛り上がっているのであれば「今回も同じような成果が得られるようがんばります」と意欲を伝えてみる。仕事とは全く別の雑談で盛り上がっているのなら、その場ではあえて仕事の話は挟まず、帰り際に「本日はありがとうございました。○○についてもよろしくお願いします」とひと言添える程度に。

 接待において、あなたはあくまでホスト役。相手の気持ちを気遣う姿勢を忘れてはいけません。それができれば、相手もきっとあなたの思いに応えられるよう、前向きに対応してくれるでしょう。

《POINT》

接待は相手をもてなすことが本分。誠意と配慮ある行動が相手を動かすものと心得る

☆ ☆ ☆

職場、取引先、親族、近所付き合いなど、様々な人と関わる中で「感じがいい人」は、絶妙なコミュニケーションの術を無意識のうちに、あるいは意識的に身につけています。そんな「感じがいい人」がさりげなくやっている行動や言動の事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちょっとした話し方や言葉遣い、意識の向け方を変えるだけで、相手に与える印象は必ず好転します。「感じがいい人」の行動図鑑』の中で紹介している65のアクションをヒントに仕事も、人間関係も、うまくいく幸せ習慣を手に入れてください。

著/大野萌子
発行/小学館
定価/1430円(税込)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09311523

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著者/大野萌子(おおの・もえこ)さん
公認心理師。産業カウンセラー。2級キャリアコンサルティング技能士。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事。著書の『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』はシリーズ累計50万部を突破。

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