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取引先との会食や接待の場ではどこまで仕事の話をするべきか?

2023.06.15PR

あなたが「感じがいい」と思うのは、どんな人でしょうか?

いつも率先して元気に挨拶をしてくれる職場の部下。相づちのバリエーションが豊富で、聞き上手な同僚。仕事のプロセスから正当な評価をしてくれる上司は感じがいいと思うのではないでしょうか?

一方で、仕事の指示が曖昧なのに、突然「まだ?」と自分の都合で催促してくる上司や、ネガティブワードや余計なひと言が多い部下、人が話している最中に何かと自分の話をかぶせてくるような同僚は、決して感じはよくないと思います。

こうしたちょっとした場面で始まる「感じがいい・悪い」の印象づけは、ビジネスシーンにおいても大きな影響を及ぼします。組織の中で働いている以上、人との関わりをなくすことはできません。せっかく縁があって知り合ったわけですから、気持ちよく付き合える関係を築き上げたいものです。

本記事では50万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』シリーズの著者で産業カウンセラーの大野萌子さんの著書『「感じがいい人」の行動図鑑』の一部を抜粋し、再構成して気持ちよく働くためのヒントをお届けします!

仕事の話はここまでにするとして、最近○○さんがハマっていることを聞かせてください

 接待というのは、相手との距離感を縮めて、少しでも仕事に有利に進めてもらうためのもの、と考えている人は多いですよね。食事の和やかな雰囲気の中で仕事の話を少しでも進めたいと思う気持ちもわかります。

 けれど、相手にしてみれば、気がねのない会と言われて参加したのに、仕事の話ばかりで楽しくもなければ気も休まらず、参加したことを後悔する可能性もあります。それがさらに仕事にまで悪影響を及ぼしてしまっては逆効果。そうならないためにも、相手から仕事の話を振ってこない限りは自ら仕事の話を振るのは控えることです。

 接待の基本は相手を楽しませて、気持ちよく帰ってもらうこと。そのためには、できるだけ仕事以外の話題を提供したいものです。しかし、仕事以外で親しい間柄ではない人に対してどんな話題が盛り上がるのか把握するのは難しい。そんな時こそ「話すが3割、聞くが7割」の会話術を思い出してみてください。会話のきっかけとして、相手が最近気になっているものや、興味があることなどを聞いてみましょう。

 私自身、コロナ前は講演などで地方に出張することが多く、その際は終了後の食事会がお決まりになっていました。「郷に入っては郷に従え」の言葉どおり、相手の意向に沿って素直に受けることも、良好な関係を築く上で有効だと感じました。

 ただし、接待をしないと仕事が決まらないという事態だけは避けたいもの。場合によっては、きっぱり断る勇気も必要です。

《POINT》

接待では仕事の話オンリーにならないよう注意して。相手との距離が縮まるような機会にすることを目的とする

☆ ☆ ☆

職場、取引先、親族、近所付き合いなど、様々な人と関わる中で「感じがいい人」は、絶妙なコミュニケーションの術を無意識のうちに、あるいは意識的に身につけています。そんな「感じがいい人」がさりげなくやっている行動や言動の事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちょっとした話し方や言葉遣い、意識の向け方を変えるだけで、相手に与える印象は必ず好転します。「感じがいい人」の行動図鑑』の中で紹介している65のアクションをヒントに仕事も、人間関係も、うまくいく幸せ習慣を手に入れてください。

著/大野萌子

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著者/大野萌子(おおの・もえこ)さん
公認心理師。産業カウンセラー。2級キャリアコンサルティング技能士。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事。著書の『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』はシリーズ累計50万部を突破。

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