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感じのいい人がやっている、相手の本音を引き出して隠れたニーズと信頼を得る「気の利いた質問」

2023.05.13PR

あなたが「感じがいい」と思うのは、どんな人でしょうか?

いつも率先して元気に挨拶をしてくれる職場の部下。相づちのバリエーションが豊富で、聞き上手な同僚。仕事のプロセスから正当な評価をしてくれる上司は感じがいいと思うのではないでしょうか?

一方で、仕事の指示が曖昧なのに、突然「まだ?」と自分の都合で催促してくる上司や、ネガティブワードや余計なひと言が多い部下、人が話している最中に何かと自分の話をかぶせてくるような同僚は、決して感じはよくないと思います。

こうしたちょっとした場面で始まる「感じがいい・悪い」の印象づけは、ビジネスシーンにおいても大きな影響を及ぼします。組織の中で働いている以上、人との関わりをなくすことはできません。せっかく縁があって知り合ったわけですから、気持ちよく付き合える関係を築き上げたいものです。

本記事では50万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』シリーズの著者で産業カウンセラーの大野萌子さんの著書『「感じがいい人」の行動図鑑』の一部を抜粋し、再構成して気持ちよく働くためのヒントをお届けします!

〝どんなコーヒーがお好きですか?〞〝何か不満やお悩みはありませんか〞

 感じがいい営業マンというのはどんな人でしょうか? トークが巧みで、売り込み上手な人でしょうか。確かにセールスする側としては、商品やサービスについて熱く丁寧に説明し、どんな利点があるのか、しっかりアピールして契約に結びつけたいところです。でも、ぐっとそこを我慢して、相手に話をさせるのがデキる営業マン。【日常会話編09】で「話すが3割、聞くが7割」という話をしましたが、商談のシーンでもこの法則は当てはまります。

 例えば、あなたはあるコーヒーメーカーの営業マンで、新規にマシンを売り込みたいと思っています。けれど営業先の会社にはすでに別のマシンが導入されていて、満足している。そんな場面でいくらあなたの会社のマシンが優れていると延々アピールしても、相手を動かすのはなかなか難しいものです。そこで「ちなみにどんなコーヒーがお好きですか」と話を振ってみる。さらに「どのくらい飲まれますか」「人気はどうですか」などと質問していくと、相手はノリノリで話してくれるかもしれません。人は長い説明を聞いているより、自分が話すことに快感を覚えるからです。

 そして現状を理解し、不満や悩みが出てきたところで初めて自社製品を持ち出し、不満解消の糸口をアピールする。その時点ですでに相手との距離は縮まっています。

 説明ばかりを押しつけるのではなく、質問で相手のニーズを引き出し、寄り添う。一方通行にならないコミュニケーションが有効です。

《POINT》

商品のセールスポイントを説明するだけではNG。相手の状況や課題を引き出すことで信頼を勝ち取る

☆ ☆ ☆

職場、取引先、親族、近所付き合いなど、様々な人と関わる中で「感じがいい人」は、絶妙なコミュニケーションの術を無意識のうちに、あるいは意識的に身につけています。そんな「感じがいい人」がさりげなくやっている行動や言動の事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちょっとした話し方や言葉遣い、意識の向け方を変えるだけで、相手に与える印象は必ず好転します。「感じがいい人」の行動図鑑』の中で紹介している65のアクションをヒントに仕事も、人間関係も、うまくいく幸せ習慣を手に入れてください。

著/大野萌子

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著者/大野萌子(おおの・もえこ)さん
公認心理師。産業カウンセラー。2級キャリアコンサルティング技能士。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事。著書の『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』はシリーズ累計50万部を突破。

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