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部下のやる気を引き出す「褒め方」のコツ

2023.07.07PR

あなたが「感じがいい」と思うのは、どんな人でしょうか?

いつも率先して元気に挨拶をしてくれる職場の部下。相づちのバリエーションが豊富で、聞き上手な同僚。仕事のプロセスから正当な評価をしてくれる上司は感じがいいと思うのではないでしょうか?

一方で、仕事の指示が曖昧なのに、突然「まだ?」と自分の都合で催促してくる上司や、ネガティブワードや余計なひと言が多い部下、人が話している最中に何かと自分の話をかぶせてくるような同僚は、決して感じはよくないと思います。

こうしたちょっとした場面で始まる「感じがいい・悪い」の印象づけは、ビジネスシーンにおいても大きな影響を及ぼします。組織の中で働いている以上、人との関わりをなくすことはできません。せっかく縁があって知り合ったわけですから、気持ちよく付き合える関係を築き上げたいものです。

本記事では50万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』シリーズの著者で産業カウンセラーの大野萌子さんの著書『「感じがいい人」の行動図鑑』の一部を抜粋し、再構成して気持ちよく働くためのヒントをお届けします!

〝資料がよくまとまっていてとてもわかりやすかった〞〝○○さんに任せてよかったよ〞

 最近の若い世代は、自己肯定感の低い人が多いように感じます。「やけにテンションが低い」「やる気が見えない」「何を考えているかわからない」。そう感じている上司たちも多いのではないでしょうか。彼らのやる気を引き出し、仕事へのモチベーションを上げてもらうには、前向きな言葉で褒めたり、励ましたりすることが必要です。

 例えば、がんばったプレゼンが通った部下に対して、どのように声をかけていますか? 「よかったね」「さすがだね」だけですませていませんか。

 褒める時に大事なのは、どこがどうよかったのか具体的に触れること。「資料がよくまとまっていて、とてもわかりやすかった」「プレゼンの説明が丁寧だった」など、何を評価したのかまで伝えると、部下は自分のことをちゃんと見てくれていると実感できますし、次の仕事への意欲も高まるでしょう。さらに「○○さん、ありがとう。あなたに任せてよかったよ」と、感謝とともに気持ちを伝えると、自己肯定感が低めの今どき世代にも自信をつけさせることができます。

“プロセス褒め”は、結果が出なかった時にも大切。例えば、プレゼンが通らなかったとしても、結果だけに目を向けるのではなく、「今回は残念だったけど、資料はとてもわかりやすかった」というように、プロセスに対して前向きな評価ができるのもいい上司の条件。次はどうすれば結果につなげられるかといったアドバイスもプラスして、部下のやる気を後押ししてください。

《POINT》

「どこが、どうよかったか」を具体的に、プロセスと併せて褒めることが大切

☆ ☆ ☆

職場、取引先、親族、近所付き合いなど、様々な人と関わる中で「感じがいい人」は、絶妙なコミュニケーションの術を無意識のうちに、あるいは意識的に身につけています。そんな「感じがいい人」がさりげなくやっている行動や言動の事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちょっとした話し方や言葉遣い、意識の向け方を変えるだけで、相手に与える印象は必ず好転します。「感じがいい人」の行動図鑑』の中で紹介している65のアクションをヒントに仕事も、人間関係も、うまくいく幸せ習慣を手に入れてください。

著/大野萌子
発行/小学館
定価/1430円(税込)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09311523

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著者/大野萌子(おおの・もえこ)さん
公認心理師。産業カウンセラー。2級キャリアコンサルティング技能士。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事。著書の『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』はシリーズ累計50万部を突破。

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