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頼みごとを聞いてもらえる人のメールの文章は何が違うのか?

2023.05.19PR

あなたが「感じがいい」と思うのは、どんな人でしょうか?

いつも率先して元気に挨拶をしてくれる職場の部下。相づちのバリエーションが豊富で、聞き上手な同僚。仕事のプロセスから正当な評価をしてくれる上司は感じがいいと思うのではないでしょうか?

一方で、仕事の指示が曖昧なのに、突然「まだ?」と自分の都合で催促してくる上司や、ネガティブワードや余計なひと言が多い部下、人が話している最中に何かと自分の話をかぶせてくるような同僚は、決して感じはよくないと思います。

こうしたちょっとした場面で始まる「感じがいい・悪い」の印象づけは、ビジネスシーンにおいても大きな影響を及ぼします。組織の中で働いている以上、人との関わりをなくすことはできません。せっかく縁があって知り合ったわけですから、気持ちよく付き合える関係を築き上げたいものです。

本記事では50万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』シリーズの著者で産業カウンセラーの大野萌子さんの著書『「感じがいい人」の行動図鑑』の一部を抜粋し、再構成して気持ちよく働くためのヒントをお届けします!

「○日までに仕上げてもらわないと困ります」→「○日までに仕上げてもらえると助かります」

 メールは今やビジネスシーンに欠かすことのできない重要ツールのひとつ。ただし、対面に比べると情報量が限られることから、誤って伝わったり、時に相手の気分を害してしまうこともあります。気軽に利用できるとはいえ、ことビジネスにおいては前述の「書き言葉」を基本に、オフィシャルな使い方を忘れずにいたいものです。

 さらに目の前にいない相手に、気持ちよく読んでもらうためのポイントとしては、否定的な表現は避け、ポジティブかつ肯定的な言葉遣いの文面にすること。

 例えば、「○日までに仕上げてもらわないと困ります」ではなく「○日までに仕上げてもらえると助かります」、「忘れないでください」ではなく「心に留めていたただければ幸いです」などといった具合に。言いたいことは同じでも、前者は相手に高圧的な印象を与えるのに対し、後者なら前向きな気持ちで受け止められるはずです。

 また、同僚など親しい間柄では、メールに上司の悪口や批判、愚痴などをつい書いてしまいがちですが、絶対にやめましょう。メールは記録に残ります。軽い気持ちで書いたことも、事実として残ります。誤って転送されてしまい、相手に伝わる可能性もゼロではありません。そういう気持ちを吐き出したいなら一度書いてから、すべて消す。もしくは気のおけない友人に電話などで話を聞いてもらえばいいのです。言葉には魂が宿るといわれます。ネガティブは残さず、ポジティブで塗り替える。プラスの表現は、人間関係にも必ずプラスをもたらします。

《POINT》

記録が残るメールに、ネガティブな記載はNG。誰に見られてもいい、プラス表現を紡ぎ出そう

☆ ☆ ☆

職場、取引先、親族、近所付き合いなど、様々な人と関わる中で「感じがいい人」は、絶妙なコミュニケーションの術を無意識のうちに、あるいは意識的に身につけています。そんな「感じがいい人」がさりげなくやっている行動や言動の事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちょっとした話し方や言葉遣い、意識の向け方を変えるだけで、相手に与える印象は必ず好転します。「感じがいい人」の行動図鑑』の中で紹介している65のアクションをヒントに仕事も、人間関係も、うまくいく幸せ習慣を手に入れてください。

著/大野萌子

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著者/大野萌子(おおの・もえこ)さん
公認心理師。産業カウンセラー。2級キャリアコンサルティング技能士。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事。著書の『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』はシリーズ累計50万部を突破。

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