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語尾を「?」にして前向きなOKを引き出すテクニック

2023.05.03PR

あなたが「感じがいい」と思うのは、どんな人でしょうか?

いつも率先して元気に挨拶をしてくれる職場の部下。相づちのバリエーションが豊富で、聞き上手な同僚。仕事のプロセスから正当な評価をしてくれる上司は感じがいいと思うのではないでしょうか?

一方で、仕事の指示が曖昧なのに、突然「まだ?」と自分の都合で催促してくる上司や、ネガティブワードや余計なひと言が多い部下、人が話している最中に何かと自分の話をかぶせてくるような同僚は、決して感じはよくないと思います。

こうしたちょっとした場面で始まる「感じがいい・悪い」の印象づけは、ビジネスシーンにおいても大きな影響を及ぼします。組織の中で働いている以上、人との関わりをなくすことはできません。せっかく縁があって知り合ったわけですから、気持ちよく付き合える関係を築き上げたいものです。

本記事では50万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』シリーズの著者で産業カウンセラーの大野萌子さんの著書『「感じがいい人」の行動図鑑』の一部を抜粋し、再構成して気持ちよく働くためのヒントをお届けします!

〝~してくださいませんか?〞〝~をお願いできますか?〞

 仕事の依頼をされた時、相手によってやる気が出る時と、やる気が出ない時があります。けれどできるなら、仕事相手には「この人のためなら少しくらい忙しくても、がんばろう」と思ってもらいたいですよね。そのためには普段のつながりも必要ですが、依頼する時の言葉の選び方も大切です。

 何かをお願いする時、感じがいい人は「~してください」といった命令口調ではなく、「~してくださいませんか?」のような依頼形、質問形を使います。前者が半ば強制的な命令のように聞こえるのに対し、後者は相手に判断を委ねる「?」のニュアンスが加わることで、柔らかい印象に変わりますよね。

 人は往々にして、指示や命令に対して反発心を抱きがちです。けれど、それが丁寧なお願い表現に変わるだけで「協力しよう」「善処しよう」という前向きな気持ちになるのです。「~してくださいませんか?」という、受け手側の意思を尊重する依頼形でお願いされるだけでも、相手は自分の状況を考慮してくれたと思えるものです。さらに選択・決定権を与えられたという点でも心理的優位性を感じることができます。

 語尾が言い切りか、依頼・質問形か、たったそれだけの違いで、そもそもの依頼内容は変わりません。とはいえ、受け手の印象が良ければ、その後の仕事も気持ちよく進められるはず。

 感じがいい人は、こうした思いやり表現が自然に使えるのです。

《POINT》

何かをお願いする時は、相手の都合と意思を優先した疑問形の言い回しで、相手に決定権を委ねる

☆ ☆ ☆

職場、取引先、親族、近所付き合いなど、様々な人と関わる中で「感じがいい人」は、絶妙なコミュニケーションの術を無意識のうちに、あるいは意識的に身につけています。そんな「感じがいい人」がさりげなくやっている行動や言動の事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちょっとした話し方や言葉遣い、意識の向け方を変えるだけで、相手に与える印象は必ず好転します。「感じがいい人」の行動図鑑』の中で紹介している65のアクションをヒントに仕事も、人間関係も、うまくいく幸せ習慣を手に入れてください。

著/大野萌子
発行/小学館
定価/1430円(税込)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09311523

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著者/大野萌子(おおの・もえこ)さん
公認心理師。産業カウンセラー。2級キャリアコンサルティング技能士。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事。著書の『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』はシリーズ累計50万部を突破。

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