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「感じがいい人」は上司、部下、社内、社外と相手が変わっても言葉遣いを変えない理由

2023.04.26PR

あなたが「感じがいい」と思うのは、どんな人でしょうか?

いつも率先して元気に挨拶をしてくれる職場の部下。相づちのバリエーションが豊富で、聞き上手な同僚。仕事のプロセスから正当な評価をしてくれる上司は感じがいいと思うのではないでしょうか?

一方で、仕事の指示が曖昧なのに、突然「まだ?」と自分の都合で催促してくる上司や、ネガティブワードや余計なひと言が多い部下、人が話している最中に何かと自分の話をかぶせてくるような同僚は、決して感じはよくないと思います。

こうしたちょっとした場面で始まる「感じがいい・悪い」の印象づけは、ビジネスシーンにおいても大きな影響を及ぼします。組織の中で働いている以上、人との関わりをなくすことはできません。せっかく縁があって知り合ったわけですから、気持ちよく付き合える関係を築き上げたいものです。

本記事では50万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』シリーズの著者で産業カウンセラーの大野萌子さんの著書『「感じがいい人」の行動図鑑』の一部を抜粋し、再構成して気持ちよく働くためのヒントをお届けします!

おはようございます。今日はよろしくお願いします。これが会議の資料ですので、お目通しください

 ビジネスパーソンであれば、取引相手や上司に失礼があってはならない、敬語を話すのが当たり前と思いつつ、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」と、多様にある敬語に苦手意識を持つ人も多いことでしょう。特に「尊敬語」と「謙譲語」を使い慣れていない人は、正解なのかわからないままでは使うことを躊躇してしまいます。使い慣れない敬語で失敗するのが心配なら、敬語の中でも簡単で使いやすい「丁寧語」を使うのが一番。「です」「ます」調で話すだけでも、十分良い印象を残せます。

 さらに重要なのは、上司、部下、社内、社外など、相手が変わっても言葉遣いを変えないこと。例えば、上司には過剰な敬語を使い、部下には常に命令口調で話していたとすると、上にこびへつらい、下には厳しい人という印象を与えてしまいます。

 また、社員には気軽にタメ口で話しているのに、派遣社員や協力会社の方に対しては丁寧語で話しているとします。すると、社員の中には自分が軽んじられているように思う人もいるでしょうし、逆に派遣社員の中には、仲間と認めてもらっていないと寂しく感じる人もいるかもしれません。

 親しい人に丁寧語で話すことに、よそよそしさを感じる人もいると思いますが、誰に対しても同じ言葉で話すことで、どの人も平等に対応していることを印象づけることができます。人は他人から丁寧に扱われていると感じるとうれしいもの。丁寧語を使うことで相手への尊重を表わすことができます。

《POINT》

上司や部下、取引先など等しい言葉遣いをすることで、互いの心理的平等性を保つことができる

☆ ☆ ☆

職場、取引先、親族、近所付き合いなど、様々な人と関わる中で「感じがいい人」は、絶妙なコミュニケーションの術を無意識のうちに、あるいは意識的に身につけています。そんな「感じがいい人」がさりげなくやっている行動や言動の事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちょっとした話し方や言葉遣い、意識の向け方を変えるだけで、相手に与える印象は必ず好転します。「感じがいい人」の行動図鑑』の中で紹介している65のアクションをヒントに仕事も、人間関係も、うまくいく幸せ習慣を手に入れてください。

著/大野萌子
発行/小学館
定価/1430円(税込)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09311523

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著者/大野萌子(おおの・もえこ)さん
公認心理師。産業カウンセラー。2級キャリアコンサルティング技能士。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事。著書の『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』はシリーズ累計50万部を突破。

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