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ポイントは具体的な指示と褒めをセットにすること!子どものやる気と自主性を引き出す声のかけ方

2023.06.08PR

あなたが「感じがいい」と思うのは、どんな人でしょうか?

いつも率先して元気に挨拶をしてくれる職場の部下。相づちのバリエーションが豊富で、聞き上手な同僚。仕事のプロセスから正当な評価をしてくれる上司は感じがいいと思うのではないでしょうか?

一方で、仕事の指示が曖昧なのに、突然「まだ?」と自分の都合で催促してくる上司や、ネガティブワードや余計なひと言が多い部下、人が話している最中に何かと自分の話をかぶせてくるような同僚は、決して感じはよくないと思います。

こうしたちょっとした場面で始まる「感じがいい・悪い」の印象づけは、ビジネスシーンにおいても大きな影響を及ぼします。組織の中で働いている以上、人との関わりをなくすことはできません。せっかく縁があって知り合ったわけですから、気持ちよく付き合える関係を築き上げたいものです。

本記事では50万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』シリーズの著者で産業カウンセラーの大野萌子さんの著書『「感じがいい人」の行動図鑑』の一部を抜粋し、再構成して気持ちよく働くためのヒントをお届けします!

〝おもちゃをこの箱に片づけようね〞〝ちゃんとお片づけできたね〞

 子どもというのは、往々にして親の言うことを聞いてくれないもの。それも忙しい時に思いどおりにならない行動をされると、ついイラッとして、自主性を阻害するようなNGワードを連発してしまいがちです。

 例えば、朝、なかなか着替えない子どもに対して「早くして!」、散らかったおもちゃを前に「片づけて!」など、「~して!」という命令口調の言葉を使ってはいませんか? これでは、何を早くすればいいのか指示自体が漠然としている上、怒られているようで、子どもの反発心を煽るだけ。前述の例なら「早くして!」は、「お着替えしようね」「靴を履こうか」、「片づけて!」なら「おもちゃをこの箱に片づけようね」と「~しようね」という提案形で、具体的な行動を指示すること。この時、一緒に片づけを手伝うなど、ともに行動することも大切です。

 そしてきちんとできたら、「ひとりで靴が履けたね」「ちゃんとお片づけできたね」というように、何ができたのか、ここでも具体的な内容を褒めてあげましょう。子どもも自分が何をして褒められたかわかることで自信が生まれ、次はもっと褒められたいとやる気がアップして、努力する原動力になります。

 さらに親は自分の気持ちを「○○ちゃんが○○ができるようになってママもうれしい」などといった言葉で、素直に喜びの感情を表わすことも重要。ここでハイタッチなどのスキンシップを図ると、さらに効果が倍増します。

《POINT》

子どもには具体的な行動を指示する言葉をかけ、やる気と自主性を引き出す関わりをもつ

☆ ☆ ☆

職場、取引先、親族、近所付き合いなど、様々な人と関わる中で「感じがいい人」は、絶妙なコミュニケーションの術を無意識のうちに、あるいは意識的に身につけています。そんな「感じがいい人」がさりげなくやっている行動や言動の事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちょっとした話し方や言葉遣い、意識の向け方を変えるだけで、相手に与える印象は必ず好転します。「感じがいい人」の行動図鑑』の中で紹介している65のアクションをヒントに仕事も、人間関係も、うまくいく幸せ習慣を手に入れてください。

著/大野萌子
発行/小学館
定価/1430円(税込)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09311523

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著者/大野萌子(おおの・もえこ)さん
公認心理師。産業カウンセラー。2級キャリアコンサルティング技能士。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事。著書の『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』はシリーズ累計50万部を突破。

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