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突然のトラブルも安心!ツーリングに携帯したい便利なマルチツール「Key-Quest」

2023.04.22

突然のクラッチ調整にも!

ナイフの製造には「焼き入れ」という工程がある。

これを経ないと、ナイフのブレードは柔らかいままになってしまう。適度な焼き入れ作業は、ブレードを硬くして実用的な道具を生み出すのだ。このあたりは『Key-Quest』も同様で、焼き入れされたステンレス鋼はマイナスドライバー代わりにしてもビクともしない。

筆者は『Key-Quest』で、クラッチワイヤーの調整を行ったことがある。

高速道路でクラッチの異常を感じ、急遽最寄りのPAに寄って応急処置を始めたという流れだが、クラッチワイヤーとレバーを接続するキャップ状の部品を回すのに「硬い棒状の工具」が必要だった。

マイナスドライバーがあれば一番いい。しかし、これも上述と同様の理由で気軽に持ち出せない。

『Key-Quest』とは、ある意味で「刀狩りの国・日本ならでは」の製品と言える。

その後、クラッチの調整を終えた筆者は再びバイクに跨がり、急遽最寄りのレッドバロンに進路を向けた。道半ばで高速道路を降りてしまうが、やむを得ない。筆者のやったことは、あくまでも応急措置なのだから。

『Key-Quest』があればあらゆるトラブルに対応できる、というのは正確ではない表現かもしれない。「急場を凌ぐためのツール」と書けばいいだろう。が、ツーリングというものは油断すれば「急場も凌げない状態」に陥ってしまったりもする。

寅さんはマルチツールを持っていない?

1975年、ティモシー・レザーマンという人物がヨーロッパを貧乏旅行していた。極力安く過ごす内容の旅行だから、ホテルはオンボロ宿である。蛇口を捻っても水が出ないということもよくあったらしい。

そのような事態に遭遇した場合、マルチツールがあれば非常に便利だ。そこでレザーマンは自分でマルチツールを開発し、それを売ることにした。それがあの「レザーマン・ツール」である。

ところが、国が違えば事情も違う。渥美清主演の映画『男はつらいよ』を観ても分かるが、日本の安宿は設備がしっかりしている。

寅さんがマルチツールを使って民宿の水道管を修理した……などという場面はなかったと思う。一言で言えば、わざわざゴツいマルチツールを携帯する必要がないということだ。

そういうわけだから、日本ではキャンプや災害時でない限りレザーマンやビクトリノックスは「必要以上」のマルチツールになってしまいがちだ。

それらと比較したら、『Key-Quest』は日本という国の身の丈に合っている。

というわけで、筆者はこの製品をポケットに入れた状態で今日もバイクに跨る予定だ。

【参考】
Key-Quest-Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B01LZ99D2Q

取材・文/澤田真一

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