NEXERが運営する日本トレンドリサーチは、斎奉閣・家族葬会館 和ごころと共同で「遺言書」に関するアンケートを実施。回答結果をグラフにまとめて公開した。
年代が上がるにつれて遺言書を準備している割合が増える傾向
まずは全国の男女1250名に遺言書を用意しているか年代別に聞いてみた。
75歳以上の10.4%が「遺言書を準備している」と回答。他の年代も、年代が上がるにつれて遺言書を準備している割合が増える傾向にあった。
続いて、遺言書にどのようなことを書いているか、当てはまるものを選んでもらった。
「何がどれほどあるか」が65.9%、「遺産分割」についてが60.0%という結果となった。次いで「土地や家について」が51.8%、メッセージなどの「付言事項」が42.4%だった。
ちなみに「その他」と答えた人に、具体的に何を書いたのか尋ねた。
また、「遺言書」を準備した理由を挙げてもらった。
「残される家族のため」や「何があるかわからないから」といった意見が多く寄せられた。また、自分でも現状を把握するため、現状を整理するために遺書を書いたという人もいるようだ。