シロカは、人を認識して無駄なく効率的に風を届ける扇風機「人認識センサー付き DC扇風機 めくばりファン(SF-HC15)」を5月10日に発売する。価格はオープン。市場想定価格は23,000円前後。カラーはホワイトとダークグレーの2色を用意する。
「人認識センサー付き DC扇風機 めくばりファン」は、肩から上の形状(顔)で人を識別する「ひとセンサー」を搭載した扇風機。
ひとセンサーで最初に識別した⼈に追従して向きを変えながら運転する「ひとりじめ」機能と、ひとセンサーが識別した、両端にいる⼈のあいだを首振り運転する「やまわけ」機能を備えており、一人でも複数人でも、風が必要な範囲に、効率よく送風することが可能だ。
↑「ひとりじめ」機能のイメージ
↑「やまわけ」機能のイメージ
また、ハンドサインで操作できるのも特徴。「まる」「ちょき」「ぱー」の3つのハンドサインで、電源のON/OFFや風量アップ、首振りのON/OFFが可能なので、手元にリモコンがないときでも簡単に扇風機を操作することができるのだ。
↑「まる」:電源ON/風量UP、「ちょき」:首振りON/OFF切替、「ぱー」:電源OFF
さらに、シロカの独自技術「ふわビューン技術」により、やさしく静かな微風からパワフルな強風まで、風量を8段階で調節することが可能。心地良い眠りをサポートする「おやすみモード」と風量にゆらぎをもたせ自然の風のように心地よい風を送る「リズムモード」も搭載する。
もちろん、静音性にもこだわっており、最小風量の際に、扇風機から出る音は「木の葉のふれあう音」よりも静かな約12dBを実現。睡眠時にも眠りを妨げることなく快適に使うことができる。
このほか、1・2・4・6時間の4段階に設定できるON/OFFタイマー機能やチャイルドロック機能も搭載する。
外形寸法は標準サイズ使用時が約幅31×奥行31×高さ88cm、ショートサイズ使用時が幅31×奥行31×高さ64cm。質量は標準サイズ使用時が約3.8kg、ショートサイズ使用時が3.7kg。電源コードの長さは約1.8m。付属品はリモコン(テスト電池付き)。
なお、ひとセンサーの認識距離は本体から約3mで、最短の認識距離は高さ(顔や手の位置)により変わるとのこと。テレビやポスターに映る画像を人として認識したり、背景や周囲の色と近似している場合は見つけにくい場合もあるとのことだ。
↑使用イメージ
製品情報
https://www.siroca.co.jp/product/mekubarifan/
構成/立原尚子