一般的にパワーポイントで作成したスライドショーの画面は、基本横向きです。しかし今どきのスマホ向けコンテンツなどは、縦向きのものが多くなっています。そこで、パワーポイントのスライドショーの横画面を縦画面にする方法を解説していきます。
目次
WindowsのPCでパワーポイントをA4の縦にする方法とは?
パワーポイントをA4の縦にする方法は、
1.パワーポイントのファイルを開いて、「デザイン」タブをクリック
2.「スライドのサイズ」を選択
3.「ユーザー設定のスライドのサイズ」をクリックし、「スライドのサイズ指定」で「A4 210 × 297mm」を選択
4.縦向きの「スライド」をクリック
さらに、「ノート、配付配布、アウトライン」の向きも合わせたい場合は、こちらも縦をクリックします。その場合、幅は19.05cm、高さは27.517mmと自動的に数字が入ります。ここで「OK」ボタンをクリックします。
新しいダイアログが出た場合は、「新規作成」の場合はおおむね「最大化」、すでにできあがっているスライドであれば、「サイズに合わせて調整」をクリックします。
すると、以下のようなレイアウトになります。
Macでパワーポイントのスライドショーを縦画面にする方法
Macでスライドショーを縦画面にするのもWindows PCで行う場合に準じます。
まずは「デザイン」タブに移り、「スライドのサイズ」をクリックします。そして次に「ページ設定」をクリックします。
さらに「ページ設定」ダイアログで「スライド」と「ノート、配布資料、アウトライン」のそれぞれに縦の設定を行います。
パワーポイントを縦書きにする方法を覚えよう
さて、これまでパワーポイントのスライドを縦向きにする方法をご説明しましたが、書いた文章はまだ横書きのままです。どうやって文章を縦書きにすれば良いのでしょうか?
その方法は実に簡単。縦書きしたい文字が書かれている場所(プレイスホルダー)を選択して、「ホーム」タブをクリック後、「文字列の方向」をクリック。縦書きを選択するだけでOK。簡単ですね!
パワーポイントをA4で縦書きにするには?
こちらも簡単です。まずパワーポイントを開いて、「デザイン」タブをクリックして「スライドのサイズ」を選択します。さらに「ユーザー設定のスライドのサイズ」をクリックし、「スライドのサイズ指定」で「A4 210 × 297mm」を選択します。そして「スライド」の縦をクリックします。
「ノート、配付配布、アウトライン」の向きも合わせたい場合は、こちらも縦をクリックします。「OK」ボタンをクリックすると別のダイアログが開くので、「新規作成」の場合は「最大化」、すでにできあがっているスライドであれば「サイズに合わせて調整」をクリックします。
A4のスライドができあがったら、次に縦書きしたい文字が書かれている場所(プレイスホルダー)を選択して、「ホーム」タブをクリック後、「文字列の方向」をクリック。最後に縦書きを選択すれば完了です。
パワーポイントの一部を縦書きにできる?
横書きされている文字のうち、縦書きしたい場所(プレイスホルダー)のみを選択して、「ホーム」タブをクリック後、「文字列の方向」をクリック。縦書きを選択すれば大丈夫です。
パワーポイントの縦横比について
パワーポイントの縦横比とは、スライドの縦と横の比率を表しており、プレゼンテーションのデザインや視認性に多大なる影響を与えています。
一般的には、4:3か16:9、この2つの縦横比がよく使われています。
「4:3」はかつてのPC画面の縦横比であり、長い期間使用されていました。しかし近年、より広い画面を利用することが求められるようになってきました。
そんな中、「16:9」の縦横比は、広い画面でのプレゼンテーションに適しているという理由で、現在ではほぼ主流の比率となっております。
パワーポイントでは、新規のプレゼンテーションを作成する際に縦横比を自由に選択可能です。また、既存プレゼンテーション」の縦横比を変更することも容易です。適切な縦横比を選んで、プレゼンテーションを効果的に行いましょう。
※データは2023年4月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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取材・文/FURU