労働人口の確保と多様性のある組織形成のために、企業における女性管理職の割合を増やすことが急務とされている昨今。
しかし一方で「責任の重いポストに就きたくない」などの理由から、出世を望まない若い世代も増えていると言われている。
こうした中、実際に管理職として働く女性たちは、どれくらい自分の仕事にやりがいを感じているのだろうか?
女性の転職に特化した転職サイト「女の転職type」はこのほど、女性179名を対象に「管理職」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
約8割の女性が管理職になって「よかった」
管理職(部下を持った)経験がある人に、管理職になってよかったかどうか尋ねたところ、「まあまあよかった」が最も多く53.9%だった。「非常によかった」(21.9%)も含めると75.8%の人がよかったと回答しており、よくなかったと回答した人の約4.5倍となった。
Q.1 管理職になって(部下を持って)、よかった?
管理職になってよかったと思う点は?
管理職になってよかったと思う点については、最も多かったのが「自身の成長に繋がる」(67.4%)となり、以下、「部下の成長など新たなやりがいが増える」(57.3%)、「自分の裁量で決められることが増える」(50.0%)と続いた。「よかったと思うことはない」は7.3%で、多くの人がよかったと思える点があることがわかった。
Q.2 どんなところが、よかった?