小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

ショート動画の登場でどう変化した?今年1〜3月期のYouTubeチャンネル総再生数ランキング

2023.04.21

YouTubeやTikTokをはじめとするクリエイター支援事業・コンテンツ制作事業を展開するBitStarから、2023年1〜3月に活躍した動画クリエイターや動画チャンネルのランキングが発表されたので、主な内容を紹介したい。

このランキングは同社が独自開発した分析ツール「IPR(インフルエンサーパワーランキング)」のデータに基づくものだ。

画像はイメージです

チャンネル総再生数ランキング(ショート動画クリエイターを除く)

2023年1月1日-3月20日にYouTubeに投稿された動画において、同期間に多く再生されたチャンネル(ショート動画クリエイターを除く ※1)のランキングは以下のとおり。

※1 該当期間において、ショート動画再生数が全体の80%を超えるチャンネルを除いて集計。IPRでは通常動画とショート動画のパフォーマンスを分けて算出することも可能。

BitStar インフルエンサー・アナリスト大山純平氏による分析とコメント

第1位 東海オンエア

動画を出せば100万再生を超え、男女問わず人気な「東海オンエア」が1位となりました。通常動画の本数と質の高さをキープしていることも勝因でしょう。

2022年2月から11ヶ月間、メンバーそれぞれが他メンバーにバレないよう、〇〇禁止・縛り生活を行う「実はメンバー全員「1年間○○生活」していました…!」が2023年1月29日に公開され、YouTubeの急上昇ランキングでも1位に。6人の個性と、企画力の高さを象徴する結果となりました。

第2位 Fischer’s

1月3日に公開された名物企画「100分間鬼ごっこ」は過去最多人数で実施し、過去のオンライン鬼ごっこで完走した視聴者を招待するなど、グレードアップした内容となりました。

動画のコメント欄では視聴者への応援コメントも多く、急上昇ランキングでも1位を獲得。名物企画でさえもアップデートさせ、視聴者を飽きせない工夫が実を結びました。

第3位 きまぐれクック

アサヒスーパードライとのタイアップ投稿は該当期間に2回実施し、今年度も継続的に実施中。アサヒビールからは、ビールだけでなく食材も提供され、調理・実食までを行う名物コンテンツとなっています。見るだけで食欲をそそる動画は、18−34歳の男性を中心に人気です。

「チャンネル総再生数ランキング」総括

ショート動画クリエイターを除いたランキングを算出したところ、東海オンエアやフィッシャーズ、コムドット、はじめしゃちょーなどの古参クリエイターが変わらず人気を博していることが判明しました。

とはいえ、古参クリエイターも全体の再生数のなかでショート動画の割合は高く、フィッシャーズが55%、きまぐれクックが76%という結果が出ています。2023年2月1日よりYouTube ショートの収益化が始まって、今後はショート動画クリエイターと通常動画クリエイターの垣根がなくなっていくことが想定されます。

チャンネル総再生数ランキング(ショート動画クリエイターも含む)

2023年1月1日-3月20日にYouTubeに投稿された動画において、同期間に多く再生されたチャンネル(ショート動画クリエイターも含む)のランキング。

BitStar インフルエンサー・アナリスト大山純平氏による分析とコメント

第1位 ISSEI

2022年の総再生数ランキングで1位を獲得した勢いをそのままに、2023年1-3月でも「ISSEI / いっせい」1位を獲得。投稿本数は、1月204本、2月157本、該当期間で全420本、総視聴回数は2位の「Bayashi TV」の約1.4倍となりました。コメント欄では引き続き海外からの反応も多く、日本人クリエイターのグローバルな活躍を象徴しています。

第2位 Bayashi TV

2月9日に公開された「鳥羽周作シェフ」とのコラボ動画では、神戸ビーフを使ったハンバーガーを調理する過程をVlog形式の長尺で配信し、ショート動画以外にも挑戦している模様。また、寿司職人「Chef Hiro (シェフヒロ)」とのコラボなど、ハンバーガー以外にもコンテンツの幅を拡げています。

第3位 Junya.

該当期間での投稿本数が650本と、上位3名の中でも圧倒的な本数を記録。総視聴回数は2022年1−3月期と比較しても横ばいで、昨年からの勢いを落とさずに引き続きグローバルな活躍が見られます。

「チャンネル総再生数ランキング」総括

2022年に引き続き、2023年もチャンネル総再生数ランキングではショート動画クリエイターが席巻しました。2022年から変わった点としては、6位のシンガー「斎藤アリーナ」が2023年1月11日からショート動画を始め、TikTokと連動させたお菓子を作る動画で視聴数を獲得しています。

また、8位の「Gintube」はダンサー、10位の「Yoshipapa / よしパパ」はショート動画クリエイターでは珍しいファミリー系クリエイターでした。海外を意識したコンテンツ以外にも、ショート動画の幅の広さが見られるランキング結果でした。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。