エレコムは少量炊きに最適な釜サイズを追求すると同時に、米自体の美味しさにも徹底的にこだわった1合炊きの炊飯器「小型IH炊飯器」を6月上旬より発売を開始する。価格はオープン価格。予想店頭実勢価格は1万2800円。
同社によれば、小型炊飯器の購入を考える際にポイントとなるのが、「炊飯器が欲しくても、置く場所がない」「炊き立てを食べたいけど、量は1合で十分」「どうせ買うなら美味しく炊けるものがほしい」という3つの問題。
そこで、これらを解消すべく誕生したのが、この1合炊き小型炊飯器だという。
狭いテーブルやデスクの上でも使いやすい縦型コンパクトタイプ
1~2人前に最適な1合炊き専用サイズの内釜を採用。少量でもお米の美味しさを感じられる炊き上がりを実現するという。本体も場所を取らない縦型のコンパクトタイプ。
毎日の暮らしに溶け込む、LiFERE独自のカラーリングとシンプルなデザインでテーブルやデスクの上でも使いやすく、2台目の炊飯器としても利用できる。
また操作部がハンドル形状のため、移動・収納時に持ち上げやすい。ふたは取り外せる形状で、丸洗いも可能。計量カップが付属しており、無洗米も計量できる。スリムな釜からもご飯をよそいやすい、専用のしゃもじ付き。
少量炊きに最適な釜のサイズ
炊飯器には、その釜に合わせた最適分量がある。もちろん一般的な3合炊きの釜でも1合の炊飯は可能だが、下図のように熱対流がスムーズに行われず、炊き上がりが固くなりベタつく場合もあった。
この炊飯器は「1合専用のIH炊飯器」で、少量に最適な釜サイズを採用しているため、米本来の美味しさを余すことなく炊き上がると同社では説明している。
「美味しい1合炊き」を実現するIH式
素早い温度上昇と安定した沸騰状態の維持が得意なIHを採用したことで、お米本来の甘みを引き出していく。そんなIH加熱を支える専用のクラッド厚釜はフッ素樹脂コート、高熱伝導率のアルミ、ステンレス、耐熱塗装の4層構造により、少量でも美味しく炊飯することができるという。
そして食卓のさまざまなシーンで活躍する、炊飯・低糖質・早炊き・保温の4つのメニューを搭載しており、早炊きメニューなら約35分でスピーディーな炊飯が可能だ(炊飯時間は環境温度などによって前後することがあります)。
炊飯後は自動で保温モードに切り替わり、12時間の保温を行なう。
気になる糖質をカットする低糖質炊飯モードを搭載
気になる糖質を抑える、低糖質メニューも搭載。付属のザル釜を使うことで、米の糖質を洗い流すようにして糖質オフして、ヘルシーに炊き上げる。
※20%抑制。炊飯モードで炊飯した米の糖質量と低糖質モードで炊飯した米の糖質量を測定(測定は日本食品分析センターによる)した数値をもとに算出。
小型IH炊飯器HAC-RCIH01の主な仕様
定格消費電力/400W
製品寸法/幅169×奥行き127×高さ228mm(ふた、釜なし:幅169×奥行き127×高さ195mm)
質量/約1.3kg (内釜、電源コード含む)
カラー/ホワイト、ブルー、ブラック
保証期間/1年
付属品/内釜、ザル釜、計量カップ、しゃもじ
安全装置/あり(温度異常検知)
搭載機能数/4メニュー
搭載機能/炊飯、低糖質、早炊き、保温
炊飯容量/炊飯:0.09 ~ 0.18L(1/2 ~ 1 合)、早炊き:0.09 ~ 0.18L(1/2 ~ 1 合)、低糖質:0.09 ~ 0.135L(1/2 ~ 3/4 合)
炊飯時間/炊飯:約50分、低糖質:約50分、早炊き:約35分 ※目安。実際の時間は環境温度などによって前後することがあります。
加熱方式/IH電磁誘導式
保温機能/あり(最大12時間)
内釜/アルミ・ステンレス鋼材、フッ素樹脂コーティング
関連情報
https://www.elecom.co.jp/news/new/20230411-07/
構成/清水眞希