結婚にあたっては「結婚式・新婚旅行」「新生活の準備」などにお金がかかる。そのため結婚相手の貯金額を気にしている人も多いのではないだろうか。
そこでウェブスターマーケティングは、既婚者500人を対象に「結婚前の貯金額」に関するアンケート調査を実施したので、結果をお伝えしよう。
結婚する際、結婚相手の貯金額が気になった?
全国の既婚男女500人に「結婚する際、結婚相手の貯金額が気になりましたか?」と聞いたところ、「とても気になった」「多少気になった」と答えた人が合わせて53.8%となり、半数を超える人が結婚相手の貯金額を気にしていた。
なお男女別で比較したところ、「とても気になった」「多少気になった」と答えた人は、女性が61.6%、男性は34.9%という結果に。女性の方が相手の貯金額を気にする傾向にあるとわかる。
女性が結婚や出産・育児をきっかけに仕事を辞める場合には、相手の経済力に頼ることになるからだろう。
一方で「あまり気にならなかった」「全く気にならなかった」という人も。「結婚に貯金額は関係ない」「今の貯金額が少なくても、真面目に仕事していればOK」と考えている人もいるようだ。
貯金額が気になった理由1位は「少ないと生活が不安」、気にならなかった理由1位は「相手の人柄・経済状況を知っていた」
結婚相手の貯金額が気になった269名に「貯金額が気になった理由」を聞いたところ、1位になったのは「少ないと生活が不安(100人)」であった。
2位「相手の人柄・経済状況を知りたい(87人)」、3位「結婚にお金がかかるから(49人)」と続く。生活費や結婚式資金に不安があり、相手の貯金額を気にした人が多くなっている。
とくに自分自身に金銭的な余裕がないと相手に頼らざるを得ないため、気にするのは当然といえるだろう。
結婚相手の貯金額が気にならなかった231名に「結婚相手の貯金額が気にならなかった理由」を聞いたところ、1位は「相手の人柄・経済状況を知っていた(76人)」、2位は「自分に貯金があった(26人)」、3位は「お金が決め手ではないから(25人)」と、そもそも相手の金銭感覚・経済状況を把握しており、不安がなかったという人が多数であった。
また自身に経済的な余裕があったり、貯金額以外を重視していたりして「貯金がなくても問題ない」と考える人も多いとわかる。