コロナは、惜しまれながらも2021年秋に定期運行を終了した世界最大級の高速列車・上越新幹線E4系「Maxとき」をモデルにした衣類乾燥除湿機「E453―112」を開発。
5月22日(月)から同社公式オンラインストア「コロナストア」と、JR東日本公式ショッピングモール「JRE MALL」にて発売を開始する。価格は税込66,000円。
本製品の背面には1台ごとに座席表示をモチーフにしたシリアルナンバーが貼られ、2階建て8両編成を2つ繋げた通称「PP編成(16両)」時の座席数と同じ1634台限定で販売される。
なお、8両編成分にあたる817台は4月28日(金)16時まで先行予約を受付中だ。
衣類乾燥除湿機「E453―112」の主な特徴
2階建て新幹線の車体とイメージが重なる白くすらりとした本体に、朱鷺色と青色の帯が絶妙なコントラストを描き出し、そこに舞う3羽の「とき」は特殊なシールを手作業で丁寧に貼り付けるなど、「Maxとき」の車体を彷彿とさせる色味を再現。
タッチパネルのライトは、車両のカラーリングに合わせてほんのり朱鷺色を採用している。
“運転”するたび、”音”で思い出す「Maxとき」
本体操作部の「運転」ボタンを押すと、運転開始時は、実際に上越新幹線で使われていた音源を使用した発車ベルが流れる。
運転停止時およびタンク満水時には、上越新幹線ではおなじみの車内チャイムも聞くことができる。それぞれのメロディを忠実に再現するべくスピーカーを内蔵した点もこだわりのポイントだ。
全席永久指定!座席番号をシリアルナンバーに
本体の背面には、座席表示をモチーフにした1634席分のシリアルナンバーが貼られており、自分だけの永久指定席を自宅に確保できる(※)。
※ シリアルナンバー(座席番号)の指定はできません。
Maxとき」へのリスペクトと衣類乾燥除湿機の機能性を表現
型式は「E4系Max」の車両名称と同じ「E453-112」が採用された。下2桁の「12」は、本製品の除湿能力12L/日(50Hzは11L)も表している。
「Maxとき」のイラストが施されたシリアルナンバー入りの外装箱
本体背面と同じく、座席表示をモチーフしたシリアルナンバーが入った、世界にひとつだけの白い外装箱付き。「Maxとき」の朱鷺色と青色が鮮やかに印刷された外装箱となっている。
フラグシップモデル「WHシリーズ」がベースの除湿機
本製品「E453-112」は、同社除湿機のフラグシップモデルである「WHシリーズ」をベースとした衣類乾燥除湿機。
メインとサブ、二つのルーバーで「広く浅い風」と、「シャープで遠くまで届く風」の2種類の気流を生み出し、効率よく衣類に風をあてる「速乾Wルーバー」により約69分の衣類乾燥時間を実現している。
さらに、様々な方向から風を当てることで、洗濯物の繊維を立ち上げ、タオル乾燥のふんわり感が約30%アップするという。
また、業界初コップ1杯の水を入れるだけで本体内部の熱交換器のホコリや汚れを洗い流してくれる「アクアドロップ洗浄浄self」を搭載。除湿機内部の清潔を保ち、性能低下も抑える。
「E453-112」の主な製品仕様
関連情報
https://www.corona.co.jp/aircon/dehumidifier2/wh/maxtoki/index.html
構成/清水眞希