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脇役が主役に!?進化するマシュマロスイーツが注目される理由

2023.04.28

誰でも一度は食べたことがあるマシュマロ。日本人にも馴染みのあるお菓子のひとつだが、いまひとつ主役になれない“脇役”という印象がある(あくまで個人の意見です)。好きなお菓子に「チョコレート」や「ポテトチップス」を挙げる人は多くても、「マシュマロ」と言う人がいたら「珍しいね」と思ってしまうのではないだろうか…。

しかし、そんなマシュマロが主役になれる場所がある。それはバーベキューだ。バーベキューの定番スイーツといえば、焼きマシュマロ。約20年前になるが、初めて焼きマシュマロを食べた時の感動は忘れられない。焼きマシュマロを体験した人は皆、マシュマロに対する意識が大きく変わる、と言っても過言ではないと思う。

アメリカのキャンプでの伝統的なお菓子「スモア」

そんな焼きマシュマロから発生した、アメリカやカナダで人気の伝統的なお菓子がある。それは「スモア」という。今でこそ、日本のデパ地下やパティスリーでも見かけられるが、スモアは元々、キャンプやバーベキューといったアウトドアシーンで作られてきたデザートだ。

スモアは、焼きマシュマロとチョコレートをグラハムクラッカーに乗せる、もしくは挟むものであり、熱々のマシュマロの熱でチョコレートが溶けかかり、それをグラハムクラッカーで受け止めて食べるのが絶妙な美味しさなのだ。ちなみに、「スモア(s’more)」は、英語で「もっと欲しい」と言う意味の“some more”を略した言葉が由来と言われている。

キャンプブームからマシュマロ市場に変化が?

コロナ禍でアウトドアブームが起こり、キャンパーが増えたことによって、「スモア」や「焼きマシュマロ」は日本でも更に身近になった。そのような背景があるからか、最近、マシュマロスイーツがジワジワと人気を高めている。

マシュマロがより浸透しているアメリカでは、市販のお菓子に「スモア味」のものがあったり、パンに塗るためのジャムのような役割をするマシュマロペーストがあったり、インスタントココアにマシュマロが混ざっていたりもする。また、カフェなどでスモアから発展したスモアケーキやスモアタルトなどを見かけることも少なくない。マシュマロは時には主役となり、アメリカのお菓子市場では重要な立ち位置にあると言える。

日本のお菓子市場でのマシュマロの立ち位置も変化しつつあるようで、最近は進化したマシュマロが増えている。今回はそんな多様化しているマシュマロスイーツの中から、気になった 3つの商品を紹介したい。

グミ×マシュマロの不思議な食感がクセになる「マロッシュ」

マロッシュ ヨーグルトソーダ味 50g

2021年より発売している「マロッシュ」。グミのような噛みごたえとマシュマロのような柔らかさを実現した、“もぎゅふわ食感”がクセになるお菓子だ。カンロ株式会社の商品開発担当に誕生の経緯を聞いた。

「マシュマロといえば、BBQでの焼きマシュマロや製菓材料に使用されたりするなど、イベントやファミリーユースの印象が強いです。しかし、グミのような日常で個人でも食べられるマシュマロがあったら支持されるのではないかと着目していました」

そんな中、ちょうどコロナ禍になりアウトドアアクティビティとして、キャンプの人気が上昇していた。

「そのようなタイミングで、グミの製法をベースにした食感や味わいについて新奇性の高いマシュマロを開発する事に成功しました。マロッシュの売れ行きは好調に推移しており、発売から1年半でマロッシュシリーズの売上が年間20億円を突破しました」

マロッシュをきっかけにグミ売り場でのマシュマロ商品の展開も増えてきているとのこと。マロッシュ人気により「マシュマロのターゲットや食シーンなどの拡大につながっているのでは」と推察しているという。

・マロッシュ ブランドサイト
https://kanro.jp/pages/marosh

縁起が良さそうな和風マシュマロ「もなかマシュマロ」

もなかマシュマロ5種セット 箱入り(税込1,600)

続いて、紹介するのは、日本語だと「縁起の良いパティスリー 」を意味する、パティスリー ドゥ ボンヌ オーギュルによる「もなかマシュマロ」だ。もなかとマシュマロという、和洋が融合した類を見ない組み合わせだが、どのような味わいなのだろうか。広報担当者に話を聞いた。

「もなかの形は縁起物の『梅』のデザインであり、パステルカラーということもあって、カラフルでギフトにちょうど良いと喜ばれています。フレッシュなフルーツのソースとジューシーなマシュマロを、和の素材のもなかで包んでいるところが特徴です」

カシスや塩レモンなどのフレーバーが人気なんだとか。「もなかマシュマロ」はパティスリー ドゥ ボンヌ オーギュルの目玉商品であり、売り上げの三分の一を占めるとのこと。

「毎日ほぼ完売で、販売開始から5ヶ月弱ですが累計販売1万個の人気商品です」

今後は季節に合わせてトロピカルや桃、チェリーといったフレーバーを展開予定だという。

・パティスリー ドゥ ボンヌ オーギュル
https://debonneaugure.com

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