ヤフーが提供する無料の地図アプリ「Yahoo! MAP」(Android版)は、Android端末との連携で利便性を高める「Android Auto」に対応した。なお、「Yahoo!カーナビ」(Android版)の対応は、2023年夏ごろを予定している。
近年、スマートフォンを接続して使用するディスプレイオーディオの新型車への標準装備化が進んでおり、ディスプレイオーディオと接続して使用できるアプリの需要は今後さらに高まることが予想される。
「Yahoo! MAP」では、多くのユーザーからの声を受け、2023年3月3日に「Apple CarPlay」に対応し、今回「Android Auto」にも対応を広げることで、より多くのユーザーの安全でスムーズなドライブをサポート。
ユーザーは、「Android Auto」対応のディスプレイオーディオに接続したAndroid端末で「Yahoo! MAP」を起動するだけで、大画面で車の運転に最適なインターフェースでのルート表示および案内が可能になる。
交差点のイラスト表示や、どの車線を走行すると良いかを画像で表示する「走行レーン情報」に対応しているほか、通行止め・車線規制・チェーン規制などの規制アイコンも表示する。
また、「Yahoo! MAP」で検索した履歴や、自宅・職場の登録情報から目的地を設定することも可能となっている。
さらに、「Googleアシスタント」にも対応しており、音声での目的地検索も可能なほか、「Yahoo! MAP」と音楽再生アプリなどを一つの画面で分割表示することもできる。
「Android Auto」使用イメージ
(1)Android端末を「Android Auto」対応のディスプレイオーディオに接続
(2)「Yahoo! MAP」アプリを起動
(3)目的地を設定(ディスプレイオーディオ・Android端末で設定可能)
(4)ルート案内
(5)交差点のイラスト表示、走行レーン情報、規制アイコンの表示
(6)「Yahoo! MAP」の履歴や、自宅・職場情報から目的地を設定
(7)音声操作による目的地検索
(8)「Yahoo! MAP」と音楽再生アプリなどを一つの画面で分割表示が可能
「情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」をミッションに掲げるYahoo! JAPANが提供する「Yahoo! MAP」は、今後もユーザーからのニーズが高い機能の提供や移動に関する情報を正しく、わかりやすく、迅速にお知らせしていくために、機能拡充や改善を行い、ユーザーの利便性向上に努めていくとしている。
関連情報:https://map.yahoo.co.jp/promo/
構成/土屋嘉久